专利摘要:
電子サービスガイド(ESG)ディスカバリが要求されるモバイル放送システムにおける移動性をサポートする方法及びその装置を提供する。移動性のサポートは3つの方式に分類される。第1の方式は、ローカルIPDCオペレータのうちローミングパートナーを有するローカルIPDCオペレータに対するローミング情報を提供する。第2の方式は、端末が特定のローカルIPDCオペレータに対する情報の伝送を要求するクエリメッセージを伝送し、それに応答して特定のローカルIPDCオペレータに関する情報を受信する。第3の方式は、ローミングサービスの提供によって分類されるアクセスタイプ、ESGのタイプ情報を端末に提供する。モバイル放送システムから端末に提供される、ローミング情報、特定のローカルIPDCオペレータに関する情報、及びESGのタイプ情報はESGブートストラップレベルで提供される。
公开号:JP2011509625A
申请号:JP2010542175
申请日:2009-01-09
公开日:2011-03-24
发明作者:イリン シュ,;ヨン−ワン ソ,;ジェ−ヨン ソン,;ソ−ヨン ファン,;クッ−フル リ,
申请人:サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド;
IPC主号:H04H20-57
专利说明:

[0001] 本発明はモバイル放送システムにおける移動性をサポートする方法及びその装置に関するもので、特に電子サービスガイド(Electronic Service Guide:以下、ESG)を用いるモバイル放送システムで移動性をサポートする方法及びその装置に関する。]
背景技術

[0002] 図1に、CBMS(Convergence of Broadcast and Mobile Service)システムの一般的な構成を示す。
図1に示すように、DVB−H(Digital Video Broadcasting−Handheld)ネットワーク上のIP(Internet Protocol)データキャストは、要求される性能を実現するために構成要素(entities)の集合を含む。] 図1
[0003] 図1において、サービスアプリケーション部(SA)110は、特定のサービスアプリケーションを提供するために複数のコンテンツソースとそれらの関連メタデータ(metadata)からコンテンツを集める。
サービス管理システム120は、サービスに対する多様な管理を管理する数個のサブシステムを含む。] 図1
[0004] 放送ネットワーク130と双方向(interactive)ネットワーク135は、CBMSシステムでの伝送ベアラ(bearer)である。CBMSシステムでの端末140は、放送ネットワーク130を通じてサービス及び信号伝達を受信し、双方向ネットワーク135を通じて双方向通信をする。図1で、機能構成要素は、符号110〜140で表し、DVBベースのCBMSシステムの実際上の範囲内にある。] 図1
[0005] 図1において、符号C1〜C7は、各々CBMSシステムで機能構成要素間の基準点、すなわちCBMS−1〜CBMS−7に対応する。これら符号は、IPデータキャスト範囲の基準点を表す。ここで、CBMS−1〜CBMS−4はDVBベースのCBMSシステムで具体的に明示され、CBMS−5はDVBベースのCBMSシステムでTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)まで明示されており、CBMS−6、CBMS−7は参照事項として考慮される。] 図1
[0006] CBMSシステムにおいて、PSI/SI(Program Specific Information/Service Infomation)情報の伝送はCBMS−1を通じて実現され、オーディオ/ビデオ(A/V)ストリーム及びファイルの伝送はCBMS−2を通じて実行され、ESGメタデータの伝送及びポイントツーマルチポイント(p−t−m)伝送はCBMS−3を通じて実行され、サービスアプリケーションへの接続制御、ESGメタデータの伝送、及びポイントツーポイント(p−t−p)伝送はCBMS−4を通じて実行され、SMS(Short Message Service)/MMS(Multimedia Messaging Service)、IP接続(connectivity)のような(p−t−p)伝送サービスはCBMS−5を通じて提供される。]
[0007] さらに、CBMS−6は、サービス管理システム120と放送ネットワーク130との間の基準点であり、CBMS−7は、サービスアプリケーション部110とサービス管理システム120との間の基準点である。図1において、機能構成要素間の基準点であるX1〜X3は、DVB−HでIPデータキャストの範囲外、すなわちDVBベースのCMBSシステムの範囲外にある基準点を表す。] 図1
[0008] 上述したCBMSシステムにおいて、端末のESGディスカバリメカニズムは次のようである。
1)端末はPSI/SIを受信、
2)端末はIPプラットフォームを選択、
3)端末は選択されたIPプラットフォームに対するESGブートストラップ(bootstrap)を検索、読出し、
4)端末は、ESGブートストラップでESGプロバイダディスカバリディスクリプタ(Provider Discovery Descriptor)とESGアクセスディスクリプタ(AccessDescriptor)によってESGを選択、
5)端末はESGを検索、読み出す。]
[0009] ESGブートストラップは、ESGプロバイダディスカバリディスクリプタとESGアクセスディスクリプタを含み、与えられたIPプラットフォームでESGを提供するESGプロバイダとESGを取得する方法に関する情報を端末に提供する。
例えば、ESGブートストラップは、CBMSシステムで図1のサービス管理システム120を通じて提供されることができる。端末は、ESGプロバイダディスカバリディスクリプタに基づいてブート(boot)するESGを選択し、ESGをブートするために関連したESGアクセスディスクリプタを解析(parse)する。ESGアクセスディスクリプタはESGプロバイダディスカバリディスクリプタで指定されたESGプロバイダに関連した取得情報を指定する。] 図1
[0010] まず、端末は、一つのIPプラットフォームを選択した後に、そのIPプラットフォーム内でESGを選択する。ESGに記述されたサービスは、正確に一つのIPDC(Internet Protocol Data Casting)オペレータ(operator)に属することができ、この情報は取得フラグメント(acquisition fragment)に与えられる。これは、端末がESGを選択及び検索した後のみにそれぞれのサービスが属するIPDCオペレータをわかることを意味する。]
[0011] 現在、IPDCオペレータは、IPDCKMSID(IDPC Key Management System ID)とIPDCOperatorIDによって識別される。以後に識別子が変更されると、関連した識別子も、新たな識別子に代替されなければならない。IPDCオペレータは、少なくとも一つの所定のIPプラットフォームとESGで端末に放送サービスを提供できる。]
[0012] 一般的に、一つのネットワークで、複数のIPプラットフォームがあり得る。
図2に示すように、それぞれのIPプラットフォーム211は、それ自体のESGブートストラップ220を有する。それぞれのESGブートストラップ220内には、複数のESGプロバイダ(図示せず)があり、各ESGプロバイダは複数のESGを提供する。それぞれのESGは、相互に異なるIPDCオペレータ235からのサービスを記述する。] 図2
[0013] 上述した既存のESG取得方法では、移動性問題が考慮されていない。
すなわち、図3に示すように、端末は、ESGブートストラップに対するPSI/SI(放送サービス情報)310でIPプラットフォーム320のうちいずれか一つを選択し、ESGブートストラップのESGプロバイダディスカバリディスクリプタ及びESGアクセスディスクリプタから提供されるESGプロバイダディスカバリディスクリプタ情報に基づいてESGプロバイダをチェックし、ESGプロバイダ330が提供するESG340を選択する。ESG340を検索、読み出した後に、端末は、使用可能なIPDCオペレータ情報300を取得し、可能な一つのIPDCオペレータを選択する。] 図3
[0014] 図4は、ESGを検索して読み出すための一般的な端末の動作を示すフローチャートである。
図4に示すように、端末は、ステップ405で放送サービス情報(PSI/SI)を取得し、ステップ410で利用可能なIPプラットフォームを選択する。] 図4
[0015] 端末は、ステップ415で、選択されたIPプラットフォームからESGブートストラップをする。端末は、ステップ420で、ESGプロバイダディスカバリディスクリプタ及びESGアクセスディスクリプタからESGを選択し、ステップ425でESGFLUTE(File Delivery over Unidirectional Transport)セッションに接続して選択されたESGを取得する。]
[0016] 端末は、ステップ430で、ESG内の利用可能なKMS(Key Management System)をサポートするか否かを判定する。ステップ430の判断結果、利用可能なKMSをサポートすると判定されると、端末は、ステップ435で、利用可能なIPDCオペレータをサポートするか否かを判定する。ステップ435で利用可能なIPDCオペレータをサポートすると判定される場合、端末は、ステップ440で、一つのIPDCオペレータを選択した後に、ステップ445でサービスにアクセスし、あるいはサービスを購入する。]
[0017] しかしながら、ステップ430で、端末が利用可能なKMSをサポートしないと判定された場合には、端末は、ステップ450で、すべてのESGがチェックされたか否かを判定する。ステップ450ですべてのESGがチェックされていないと判定される場合に、端末は、ステップ455で、他のESGのチェックを所望するか否かを判定する。ステップ455で、他のESGの確認を所望すると判定される場合には、端末は、ステップ420に戻り、そうでない場合には動作を終了する。]
[0018] 一方、ステップ450の判定結果、すべてのESGがチェックされている場合には、端末は、ステップ460で、すべてのIPプラットフォームのESGブートストラップがチェックされたか否かを判定する。ステップ460で、すべてのIPプラットフォームのESGブートストラップがチェックされたと判定される場合に、端末は動作を終了する。そうでない場合、端末は、ステップ465に進行する。
ステップ465で、端末は、他のIPプラットフォームからの他のESGブートストラップのチェックを所望するか否かを判定する。ステップ465で、他のESGブートストラップのチェックを所望すると判定される場合に、端末は、ステップ410に戻る。そうでない場合には、その動作を終了する。]
[0019] 端末が指定されたIPDCオペレータからのみサービスを受信するように許与された場合(例えば、端末がそのIPDCオペレータと関連したサービスに対して登録された場合)、端末は、どのESGが指定されたIPDCオペレータに関連したサービス情報を有しているかがわからない。したがって、端末は、それぞれのESGブートストラップの情報を検索し、その指定されたIPDCオペレータと関連した予想サービスを探すまで、すべてのESGを解析するプロセスを遂行する必要がある。]
[0020] 特に、ローミングの場合に、端末は、外国に移動していて契約に基づいた所望のサービスを提供するIPDCオペレータを知ることが難しくなる。したがって、既存のCBMS仕様によると、端末は、ローミングサービスを提供するIPDCオペレータを探索するように各々、そしてすべてのESGを検索及び解析するために、各々及びすべてのESGブートストラップ情報を検索する必要がある。
それによって、既存のESG関連技術は、双方向(interactive)ESGをサポートできない。したがって、双方向ESG関連技術で双方向ESGを提供するためのシステム及び方法に対する要求がある。]
発明が解決しようとする課題

[0021] したがって、上記した従来技術の問題点を解決するために、本発明の目的は、モバイル放送システムにおける端末の移動性を効率的にサポートする方法及びその装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、モバイル放送システムにおけるIPDCオペレータのローミング情報を提供する方法及びその装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、モバイル放送システムにおけるIPDCオペレータに関する情報のクエリ(query)を行うことができる方法及びその装置を提供することにある。
さらに、本発明の目的は、モバイル放送システムにおいてESGがローミングをサポートするか否かを確認できる方法及びその装置を提供することにある。]
[0022] 本発明の追加的な特徴及び長所は、続く詳細な説明で説明されることにより明らかになり、本発明の実施によってわかることであろう。本発明の上記目的及び他の利点は、以下の添付図面とともに詳細な説明及び特許請求の範囲で特に指摘した構成によって達成されることができる。]
課題を解決するための手段

[0023] 上記の目的を達成するために、本発明の一態様によれば、IPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末の移動性をサポートする方法であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータをリスト化するステップと、前記ローカルIPDCオペレータの中でローミングパートナーを有するローカルIPDCオペレータに対するローミング情報を生成するステップと、放送ネットワークを通じて前記ローミング情報を含む放送サービス情報を伝送するステップとを具備することを特徴とする。]
[0024] 本発明の他の態様によれば、IPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータに関する情報を含む放送サービス情報を放送ネットワークを通じて受信するステップと、前記ローカルIPDCオペレータの中からローミングパートナーを有するローカルIPDCオペレータに対するローミング情報を取得するために前記放送サービス情報を解析するステップと、前記端末が加入したローカルIPDCオペレータを通じて前記放送サービスを受信できない場合、前記取得されたローミング情報から前記加入したローカルIPDCオペレータを前記ローミングパートナーとして有する特定のローカルIPDCオペレータを探すステップと、前記特定のローカルIPDCオペレータを探し出した時、前記特定のローカルIPDCオペレータのESGを用いて前記放送サービスにアクセスするステップとを具備することを特徴とする。]
[0025] また、本発明の他の態様によれば、IPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末の移動性をサポートするサーバ装置であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータをリスト化し、前記ローカルIPDCオペレータのうちローミングパートナーを有するローカルIPDCオペレータに対するローミング情報を生成する制御部と、前記制御部によって生成された前記ローミング情報を含む放送サービス情報を放送ネットワークを通じて伝送する送信部とを有することを特徴とする。]
[0026] さらに、本発明の他の態様によれば、IPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータに関する情報を含む放送サービス情報を放送ネットワークを通じて受信する受信部と、前記ローカルIPDCオペレータの中からローミングパートナーを有するローカルIPDCオペレータに対するローミング情報を取得するために前記放送サービス情報を解析し、前記端末が加入したローカルIPDCオペレータを通じて前記放送サービスを受信できない場合、前記取得されたローミング情報から前記加入したローカルIPDCオペレータを前記ローミングパートナーとして有する特定のローカルIPDCオペレータを探し、前記特定のローカルIPDCオペレータを探し出した時、前記特定のローカルIPDCオペレータのESGを用いて前記放送サービスにアクセスする制御部とを具備することを特徴とする。]
[0027] また、本発明の他の態様によれば、IPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータの中で特定のローカルIPDCオペレータに関する情報の伝送を要求する少なくとも一つのキー値を含むクエリ(query)メッセージを生成するステップと、前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報の伝送を要求する前記少なくとも一つのキー値を含むクエリメッセージを双方向チャンネルを介してサーバに伝送するステップと、前記クエリメッセージに応答して前記サーバから前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報を含む応答メッセージを受信するステップとを具備することを特徴とする。]
[0028] また、本発明の他の態様によれば、IPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末に移動性をサポートする方法であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータのうち、特定のローカルIPDCオペレータに関する情報の伝送を要求する少なくとも一つのキー値を含む端末のクエリメッセージを双方向チャンネルを介して受信するステップと、前記端末から受信された前記クエリメッセージに応答して前記少なくとも一つのキー値に基づいて前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報を含む応答メッセージを生成して伝送するステップとを具備することを特徴とする。]
[0029] また、本発明の他の態様によれば、IPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータのうち、特定のローカルIPDCオペレータに関する情報の伝送を要求する少なくとも一つのキー値を含むクエリメッセージを生成する制御部と、前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報の伝送を要求する前記少なくとも一つのキー値を含む前記クエリメッセージを双方向チャンネルを介してサーバに伝送する送信部と、前記クエリメッセージに応答して前記サーバから前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報を含む応答メッセージを受信する受信部とを有することを特徴とする。]
[0030] さらに、本発明の他の態様によれば、IPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末に移動性をサポートするサーバ装置であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータのうち特定のローカルIPDCオペレータに関する情報の伝送を要求する少なくとも一つのキー値を含む端末のクエリメッセージを双方向チャンネルを介して受信する受信部と、前記クエリメッセージに応答メッセージを伝送する送信部と、前記端末から受信された前記クエリメッセージに応答して前記少なくとも一つのキー値に基づいて前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報を含む応答メッセージを生成する制御部とを有することを特徴とする。]
[0031] 加えて、本発明の他の態様によれば、IPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末の移動性をサポートする方法であって、放送サービスの利用と関連してローミングサービスの提供に従って分類されるアクセスタイプの電子サービスガイド(ESG)のタイプ情報を含む放送サービス情報を生成するステップと、前記ESGのタイプ情報を含む放送サービス情報を伝送するステップとを具備することを特徴とする。]
[0032] さらに、本発明の他の態様によれば、IPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法であって、放送サービスに関連してローミングサービスの提供に従って分類されるアクセスタイプの電子サービスガイド(ESG)のタイプ情報を含む放送サービス情報をサーバから受信するステップと、前記ESGのタイプ情報に基づいて所望されるESGを選択するステップとを具備することを特徴とする。]
[0033] また、本発明の他の態様によれば、IPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末の移動性をサポートするサーバ装置であって、放送サービスの利用に関連してローミングサービスの提供に従って分類されるアクセスタイプの電子サービスガイド(ESG)のタイプ情報を含む放送サービス情報を生成する制御部と、前記ESGのタイプ情報を含む放送サービス情報を伝送する送信部とを有することを特徴とする。]
[0034] さらに、本発明の他の態様によれば、IPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置であって、放送サービスの利用に関連してローミングサービスの提供に従って分類されるアクセスタイプの電子サービスガイド(ESG)のタイプ情報を含む放送サービス情報をサーバから受信する受信部と、前記ESGのタイプ情報に基づいて所望されるESGを選択する制御部とを有することを特徴とする。]
発明の効果

[0035] 本発明は、IPデータキャスティングをサポートするモバイル放送システムで端末の移動性を効率的にサポートすることができる。さらに、移動性が本発明によって端末に提供される場合、従来技術による端末はアクセス可能なIPDCオペレータ情報を探すためにすべてのESGブートストラップ内の情報だけでなくすべてのESGを取得及び探索をしなければならないが、本発明による端末は、ESGをより容易で迅速に取得できるという効果を有する。]
図面の簡単な説明

[0036] 一般的なCBMSシステムの構成を示す図である。
一般的なESGブートストラップの構成を示す図である。
ESGの一般的な探索プロセスを示す図である。
ESGを探索するための一般的な端末の動作を示すフローチャートである。
IPプラットフォームとIPDCオペレータとの間のシナリオ1の一例を示す図である。
IPプラットフォームとIPDCオペレータとの間のシナリオ2の一例を示す図である。
本発明によるシナリオ1でのESGブートストラップの解析の一例を示す図である。
本発明によるシナリオ2でのESGブートストラップの解析の一例を示す図である。
本発明の第1の実施形態を示す図である。
本発明によるESGブートストラップの構成の一例を示す図である。
本発明によるESGブートストラップセッションの構成の一例を示す図である。
本発明の第1の実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。
本発明の第2の実施形態によるESGブートストラップの構成の一例を示す図である。
本発明の第2の実施形態による要素間の関係を示す図である。
本発明の第2の実施形態によるIPDCオペレータとESGとの間の関係を示す図である。
本発明の第2の実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。
本発明の第3の実施形態によるシナリオ1に対する実施形態を示す図である。
本発明の第3の実施形態によるシナリオ2に対する実施形態を示す図である。
本発明の第3の実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。
本発明の第3の実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。
本発明の第4の実施形態によるシナリオ1に対する実施形態を示す図である。
本発明の第4の実施形態によるシナリオ2に対する実施形態を示す図である。
本発明の第4の実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。
本発明の第5の実施形態を示す図である。
本発明の第5の実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。
本発明の第6の実施形態を示す図である。
本発明の第6の実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。
本発明による特定の領域に対するESGの一例を示す図である。
本発明による特定のネットワークに対するESGの一例を示す図である。
IPDC KMSシステム及びIPDCオペレータの一例を示す図である。
本発明の一実施形態によるローミングサービスの一例を示す図である。
本発明の一実施形態によるローミングサービスの一例を示す図である。
本発明の一実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態によるサーバの動作を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態によるローミング契約の一例を示す図である。
本発明の一実施形態によるローカルIPDCオペレータ及びそのローミングパートナーの一例を示す図である。
本発明の一実施形態によるモバイル放送システムのネットワーク構成を示す図である。
本発明の一実施形態によるモバイル放送システムで端末構成の一例を示す図である。
本発明の第9の実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。
本発明の第9の実施形態によるサーバの動作を示すフローチャートである。
本発明の第9の実施形態によるサーバ動作を示すフローチャートである。
本発明の第9の実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。
本発明によるESGアナウンスメントカルーセルの一例を示す図である。
本発明の実施形態によるESGアナウンスメントカルーセルの一例を示す図である。
本発明の実施形態によるESGアナウンスメントカルーセルの他の例を示す図である。
本発明の実施形態によるESGアナウンスメントカルーセルの他の例を示す図である。]
実施例

[0037] 以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
図面において、同一の構成要素に対してはできるだけ同一の参照符号及び参照番号を付して説明する。]
[0038] 本発明は、IPDC(IP Data Casting)をサポートするデジタルモバイル放送システムにおいて、端末がより迅速で容易に適切なESGを取得するようにする方法及びシステムを提供する。
下記の実施形態ではDVB−Hベースのデジタルモバイル放送システムに関連して一例を挙げて説明したが、本発明は、IPDCをサポートする多様なデジタルモバイル放送システムに適用されることができる。ここで、使用される用語“放送サービス情報”は、PSI/SIを意味する。本発明によれば、ESGブートストラップとローミング情報は、このPSI/SIに含まれ、ESGタイプ情報のような個々の情報も放送サービス情報の部分となると理解できる。]
[0039] 上述したESGディスカバリ方式に対する方法及びシステムを説明するに先立って、多様なシナリオが考えられる。IPプラットフォームとIPDCオペレータとの間の関係に基づき、運営シナリオは、2つの一般的なカテゴリに分類することができる。]
[0040] <シナリオ1>
このシナリオでは、放送サービス情報(PSI/SI)が一つ以上のIPプラットフォーム及びネットワークに一つ以上のIPDCオペレータを含み、それぞれのIPDCオペレータは、一つのIPプラットフォームにのみ存在する。言い換えれば、特定のIPDCオペレータは、一つ以上のIPプラットフォームで存在しない。]
[0041] 図5に、IPプラットフォームとIPDCオペレータとの間のシナリオ1の一例を示す。
図5に示すように、IPプラットフォームA510及びIPプラットフォームB520の2個のIPプラットフォームを説明の簡素化のために示す。
そして、説明の簡素化のために、4個のIPDCオペレータ、すなわちIPDCオペレータI530、IPDCオペレータII540、IPDCオペレータIII550、及びIPDCオペレータIV560を示す。] 図5
[0042] 各IPDCオペレータは、一つのIPプラットフォームのみに関係している。すなわち、IPDCオペレータI530とIPDCオペレータII540は、IPプラットフォームA510と関連しており、IPDCオペレータIII550とIPDCオペレータIV560はIPプラットフォームB520と関連している。]
[0043] <シナリオ2>
このシナリオでは、放送サービス情報(PSI/SI)は一つ以上のIPプラットフォームと、ネットワークに一つ以上のIPDCオペレータとを含み、IPDCオペレータが同時に一つ以上のIPプラットフォームに存在できる。言い換えれば、特定のIPDCオペレータが複数のIPプラットフォームに存在できる。]
[0044] 図6には、IPプラットフォームとIPDCオペレータとの間のシナリオ2の一例を示す。
図6に示すように、説明の簡素化のために、IPプラットフォームA610とIPプラットフォームB620の2個のIPプラットフォームがある。説明の簡素化のために、3個のIPDCオペレータ、すなわちIPDCオペレータI630、IPDCオペレータII640、及びIPDCオペレータIII650を示す。
各IPDCオペレータは、一つ以上のIPプラットフォームに関連させることができる。例えば、IPDCオペレータII640は、IPプラットフォームA610とIPプラットフォームB620とともに関連している。] 図6
[0045] 上記した2個のシナリオに基づき、本発明は、ESGディスカバリに対し、以下の実施形態を提供する。
本発明の実施形態において、IPDCオペレータ情報は、ESGブートストラップに含まれる。さらに、対応するIPプラットフォームに存在するIPDCオペレータの個数に関係なく、ESGブートストラップは、それぞれのIPプラットフォームに対するユニットであると仮定する。]
[0046] 一般的に、端末は、ESGブートストラップに対する自身のIPDCオペレータを包含するIPプラットフォームのみを選択する必要がある。しかしながら、端末が必要とするIPプラットフォームを知る方法、すなわち自分のIPDCオペレータを含んでいるIPプラットフォームを知る方法は、難しい問題である。
端末は、デジタルモバイル放送システムの供給チャンネル(provisioning channel)又は一部の特定シグナリングチャンネルによって、あるいは双方向チャンネルを介してその情報を取得することができる。]
[0047] しかしながら、IPプラットフォーム710、750がそのIPDCオペレータ(すなわち、IPDCオペレータ720、730、760、770のうちいずれか一つ)を含んでいるかをわからない場合に、端末は、図7に示すように、本発明がシナリオ1に適用される場合、それぞれのIPプラットフォーム710、750からのESGブートストラップ情報740、780の各々を解析する必要がある。] 図7
[0048] シナリオ2では、図8に示すように、端末は、それぞれのIPDCオペレータ820、830、860が一つ以上のIPプラットフォーム810、850に含まれることができるので、一つ以上のESGブートストラップ情報を解析する必要がある。
IPDCオペレータが属するIPプラットフォームに関する事前情報がない場合、端末は、IPプラットフォームのすべてから、すべてのESGブートストラップを通じて解析する必要がある。] 図8
[0049] しかしながら、各IPDCオペレータが属するIPプラットフォームに関する事前情報がある場合には、端末は、そのようなIPプラットフォームから指示されたESGブートストラップ情報を検索すれば良い。もちろん、同一のIPDCオペレータが一つ以上のIPプラットフォームにある場合、端末は、複数のIPプラットフォームから一つ以上のESGブートストラップ情報を検索する必要がある。
以下の本発明による実施形態において、IPDCオペレータ情報はESGブートストラップで示される。]
[0050] <第1の実施形態>
図9は、本発明による第1の実施形態を示す図である。
図9に示すように、ESGブートストラップは、ESGプロバイダディスカバリディスクリプタ(910−1、…、910−m)と、ESGアクセスディスクリプタ(920−1−1、…、920−m−n)とのディスクリプタを含み、IPDCオペレータ(930−1、…、930−K)が各ESGプロバイダ/ESGに関連していることを追加的に示す。このように、端末は、期待されるIPDCオペレータに関連したESGのみを検索しなければならない。] 図9
[0051] 本発明の範囲から逸脱しない範囲で、このブートストラップでのIPDCオペレータ情報の位置は多様である。
例えば、ESGブートストラップでIPDCオペレータ情報を含む多様な構成は、表1に示すようにESGプロバイダディスカバリディスクリプタにIPDCオペレータ情報を追加し、表6〜表11のようにESGアクセスディスクリプタにIPDCオペレータ情報を追加し、又は表12及び図11に示すようにIPDCオペレータ情報を提供する新たなディスクリプタを追加することによって多様な方式が可能である。
加えて、双方向ESGブートストラップは、本発明の範囲を外れない限り、いくつかの相違点があり、多様な変更を有することができる。] 図11
[0052] 図10は、本実施形態による、IPDCオペレータ情報が多様な位置に含まれるESGブートストラップの構成一例を示す。
図10に示すような例において、IPDCオペレータ1013に関する情報は、ESGブートストラップ1010に書き込まれる。ESGブートストラップ1010に含まれるESGプロバイダディスカバリディスクリプタ1011の例は、下記の表1に示す。] 図10
[0053] IPDCTypeが定義されるので、下記の表2はその一例として示す。]
[0054] また、IPDCTypeは、表3に示すように表現される。]
[0055] より正確を期せば、表4のように書き換えることができる。]
[0056] “IPDCOperatorId”を指示することができない場合、“IPDCKMSId”でも端末がESGをフィルタリングすることを助けるのに使用することができる。この場合、IPDCTypeの一例は表5に示す。]
[0057] ESGブートストラップ1010に含まれるESGアクセスディスクリプタ1012の構文(syntax)にIPDCオペレータ情報を提供する本発明によるエレメントを追加する多様な例が可能であるが、限定されない3つの例を説明のために提供する。]
[0058] 1)ESGアクセスディスクリプタ1012の第1の構文例



あるいは、表7に示すように定義される。]
[0059] 2)ESGアクセスディスクリプタ1012の第2の構文例



又は、表9に示すように定義される。]
[0060] 3)ESGアクセスディスクリプタ1012の第3の構文例



あるいは、表11に示すように定義される。]
[0061] 本実施形態においては、図10に示すようにESGブートストラップセッションにIPDCオペレータ情報を含む新たなディスクリプタ1013を追加することができる。この新たなディスクリプタは、それぞれのESGプロバイダ及び/又はESGのIPDCオペレータに関する情報を搬送する。] 図10
[0062] 図11は、IPDCオペレータ情報を含む新たなディスクリプタ1110がESGブートストラップセッションに含まれる実施形態を示す。
新たなディスクリプタ1110は、それぞれのESGプロバイダ及び/又はESGのIPDCオペレータに関する情報を搬送する。
図11で“xx.xx.xx.xx:xxxx”の表現は、“IPアドレス:ポート番号”を意味する。] 図11
[0063] 図12を参照して、本実施形態における端末の動作について説明する。
図12に示すように、端末は、ステップ1205で放送サービス情報(PSI/SI)を取得し、ステップ1210で利用可能なIPプラットフォームを選択する。端末は、ステップ1215で、選択されたIPプラットフォームからESGブートストラップを行い、ステップ1220で、ESGプロバイダディスカバリディスクリプタ及びESGアクセスディスクリプタからすべての利用可能なESGを認知する。] 図12
[0064] 端末は、ステップ1225で、各ESGに対するIPDCオペレータをチェックし、ステップ1230で、ESG内で利用可能なKMSをサポートするか否かを判断する。ステップ1230の判断の結果、利用可能なKMSをサポートする場合、端末は、ステップ1235で、利用可能なIPDCオペレータをサポートするか否かを判断する。]
[0065] ステップ1235で利用可能なIPDCオペレータをサポートすると判断された場合、端末は、ステップ1240で、一つのIPDCオペレータを選択する。
端末は、ステップ1245で、選択されたIPDCオペレータを有する一つのESGを選択してアクセスした後に、ステップ1250でサービスにアクセスし、あるいはサービスを購入する。]
[0066] 一方、ステップ1230で、端末が利用可能なKMSをサポートしないと判断された場合、端末は、ステップ1255で、すべてのIPプラットフォームのESGブートストラップがチェックされたか否かを判断する。ステップ1255ですべてのIPプラットフォームのESGブートストラップがチェックされたと判断された場合、端末は、その動作を終了する。チェックが完了していない場合には、端末は、ステップ1260で、他のIPプラットフォームからの他のESGブートストラップのチェックを所望するか否かを判断する。その判断の結果、ステップ1260で端末がチェックを必要とすると、端末は、ステップ1210に戻る。そうでない場合、端末は、その動作を終了する。]
[0067] <第2の実施形態>
第2の実施形態では、IPDCオペレータ情報はブートストラップレベルで指示され、ESGブートストラップ情報は異なるIPDCオペレータによって分類される。
上述したように、端末は、ESGプロバイダを選択し、ESGプロバイダディスカバリディスクリプタとESGアクセスディスクリプタを解析することによって、ESGプロバイダを有する一つのESGを選択する。その後、端末は、一つのESGを検索した後にESG内のIPDCオペレータをチェックする。]
[0068] 本実施形態において、IPDCオペレータと関連した新たなディスクリプタ1311は、ESGブートストラップ1310に加えられ、ESGプロバイダ及び/又はESG情報はそれぞれのIPDCオペレータに基づいて分類される。
図13は、本実施形態による構成の一例を示す。
図14は、ESGブートストラップのディスクリプタに含まれる構成要素(entities)と、それらの関係を示す構成の一例を示す。] 図13 図14
[0069] 図14に示すように、本実施形態では、前述の実施形態でESGプロバイダディスカバリディスクリプタ及びESGアクセスディスクリプタをまずチェックするのとは異なり、IPDCオペレータ情報をまずチェックした後に、ESGプロバイダディスカバリディスクリプタ及びESGアクセスディスクリプタをチェックする。本実施形態において、ESGは、固有に識別することができる。したがって、IPDCオペレータとESGとの関係は、図15に示すように直接に指示されることができる。] 図14 図15
[0070] ESGブートストラップ1310に追加される新たなディスクリプタ1311の構文の一例は、次のようである。]
[0071] 各IPDCオペレータは一つ以上のESGと関連しているため、表14に示すように定義される。]
[0072] IPDCOperatorTypeの例は、表15のようである。



より具体的には、表16に示すように定義される。]
[0073] 図16を参照して、本実施形態による端末の動作について説明する。
図16に示すように、端末は、ステップ1605で放送サービス情報(PSI/SI)を取得し、ステップ1610で利用可能なIPプラットフォームを選択する。端末は、ステップ1615で、選択されたIPプラットフォームからのESGブートストラップを行う。ステップ1620で、端末は、IPDCオペレータディスクリプタによってESGのすべての利用可能なIPDCオペレータ情報を認知する。] 図16
[0074] 端末は、ステップ1625で、ESG内の利用可能なKMSをサポートするか否かを判断する。ステップ1625で、端末が利用可能なKMSをサポートすると判断された場合に、端末は、ステップ1630で、利用可能なIPDCオペレータをサポートするか否かを判断する。
ステップ1630で、端末が利用可能なIPDCオペレータをサポートすると判定された場合、端末は、ステップ1635で、利用可能なIPDCオペレータのうちのいずれか一つを選択する。]
[0075] 端末は、ステップ1640で、ESGプロバイダディスカバリディスクリプタ及びESGアクセスディスクリプタから選択されたIPDCオペレータに関連したESGを選択し、ステップ1645でESGにアクセスし、ステップ1650でサービスにアクセスし、あるいはサービスを購入する。]
[0076] 一方、ステップ1625で、端末が利用可能なKMSをサポートしていないと判断された場合、端末は、ステップ1655で、すべてのIPプラットフォームのESGブートストラップがチェックされたか否かを判断する。ステップ1655の判断の結果、チェックが完了している場合は、端末はその動作を終了する。もし、チェックが完了していない場合には、端末は、ステップ1660で他のIPプラットフォームからの他のESGブートストラップのチェックを所望するか否かを判断する。ステップ1660で端末がチェックを所望すると判断される場合に、端末は、ステップ1610に戻る。そうでない場合には、端末はその動作を終了する。]
[0077] 次の実施形態においては、IPDCオペレータ情報は放送サービス情報(PSI/SI)で指示され得る。前述の実施形態では、端末は、ESGブートストラップに付加されたIPDCオペレータ情報から端末がIPDCオペレータ情報を取得した。しかしながら、IPDCオペレータ情報がESGブートストラップレベルで指示されるため、端末は、期待されるIPDCオペレータ情報を探すまですべてのESGブートストラップ情報を検索する必要なしに、どのESGブートストラップがそのIPDCオペレータ情報を含んでいるかを知らない。したがって、下記の実施形態では、IPDCオペレータ情報が放送サービス情報(PSI/SI)レベルで指示される。]
[0078] <第3の実施形態>
本実施形態では、ESGブートストラップは、該当IPプラットフォームに存在するIPDCオペレータの個数に関係なく、それぞれのIPプラットフォームに対するユニットである。一つのIPプラットフォーム内に一つ以上のIPDCオペレータがある場合、ESGブートストラップは、そのIPプラットフォームのIPDCオペレータの各々に対して分離される。]
[0079] ESGブートストラップがどのIPDCオペレータに対するものであるかを記述するために、新たなIPDCオペレータディスクリプタは、次の例に示すように放送サービス情報(PSI/SI)のINT(IP/MAC Notification Table)に追加される。]
[0080] 新たなIPDCオペレータディスクリプタの例示的な構文は、次の通りである。]
[0081] 図17は、図5に示したシナリオ1に対する本発明による第3の実施形態を示す。
端末がどのIPプラットフォームがESGブートストラップに対する自身のIPDCオペレータを含むかを既に知っている場合、端末は、このIPプラットフォームのIPDCオペレータに対するESGブートストラップを選択できる。また、端末がどんなIPプラットフォームがそのIPDCオペレータを含んでいるか知らない場合でも、端末は、それを探すまで各IPプラットフォームでIPDCオペレータ情報を探索できる。] 図17 図5
[0082] 図18は、図6に示したシナリオ2に対する本発明による第3の実施形態を示す。端末は、同一のIPDCオペレータが一つ以上のIPプラットフォームに存在する場合に、一つ以上のESGブートストラップ情報を検索する必要がある。したがって、このIPDCオペレータに対する一つ以上のESGブートストラップは、相互に異なるIPプラットフォームにある。] 図18 図6
[0083] 図19A及び図19Bを参照して、本実施形態による端末の動作について説明する。
図19A及び図19Bに示すように、端末は、ステップ1905で、放送サービス情報(PSI/SI)を取得し、ステップ1910で利用可能なIPプラットフォームを選択及び解析する。端末は、ステップ1915で、それぞれのIPプラットフォームに対するIPDCオペレータ情報をチェックする。] 図19A 図19B
[0084] ステップ1920で、端末は、ESG内の利用可能なKMSをサポートするか否かを判断する。ステップ1920で、端末が利用可能なKMSをサポートすると判断された場合に、端末は、ステップ1925で利用可能なIPDCオペレータをサポートするか否かを判断する。ステップ1925で、端末が利用可能なIPDCオペレータをサポートすると判断された場合、端末は、ステップ1930で、ESGブートストラップに対してサポートされるIPDCオペレータを有するIPプラットフォームを選択する。]
[0085] 端末は、ステップ1935で、ESGブートストラップのESGプロバイダディスカバリディスクリプタ及びESGアクセスディスクリプタからESGを選択し、ステップ1940で選択されたESGにアクセスする。ステップ1945で、端末は、ESG内の利用可能なKMSをサポートするか否かを判断する。ステップ1945で、端末が利用可能なKMSをサポートすると判断された場合、端末は、ステップ1950で、利用可能なIPDCオペレータをサポートするか否かを判断する。ステップ1950で、端末が利用可能なIPDCオペレータをサポートすると判断された場合、端末は、ステップ1955で、一つのIPDCオペレータを選択した後に、ステップ1960でサービスにアクセスし、あるいはサービスを購入する。]
[0086] しかしながら、ステップ1945で、端末が利用可能なKMSをサポートしないと判断された場合、端末は、ステップ1965で、すべてのESGがチェックされたか否かを判断する。ステップ1965の判断の結果、すべてのESGがチェックされていないと、端末は、ステップ1970で、他のESGのチェックを所望するか否かを判断する。ステップ1970で他のESGのチェックを所望すると判断された場合、端末は、ステップ1940に戻る。そうでない場合、端末はその動作を終了する。]
[0087] 一方、ステップ1965ですべてのESGがチェックされたと判断された場合、端末は、ステップ1975で、すべてのIPプラットフォームのESGブートストラップがチェックされたか否かを判断する。ステップ1975で、すべてのIPプラットフォームのESGブートストラップがチェックされたと判断された場合、端末はその動作を終了する。そうでない場合、端末はステップ1980に進行する。
ステップ1980で、端末は、他のIPプラットフォームからの他のESGブートストラップのチェックを所望するか否かを判断する。ステップ1980で、他のESGブートストラップのチェックを所望すると判断された場合、端末は、ステップ1930に戻る。そうでない場合、端末は動作を終了する。]
[0088] 本実施形態は、前述の実施形態と結合することができる。言い換えれば、IPDCオペレータ情報は、放送サービス情報(PSI/SI)レベルとESGブートストラップレベルとで指示される。したがって、PSI/SIレベルでIPDCオペレータ情報から、端末は、どのIPプラットフォームが自身のIPDCオペレータを含んでいるかが分かり、ESGブートストラップに対して一つを選択できる。ESGブートストラップレベルでは、追加されるIPDCオペレータ情報は、端末が自身のIPDCオペレータを有するESGを選択するように助ける。しかしながら、一つのESGブートストラップに一つ以上のIPDCオペレータがあるため、端末は、各ESGに対するIPDCオペレータを区別する必要がある。]
[0089] <第4の実施形態>
本実施形態において、ESGブートストラップはそれぞれのIPプラットフォームの各IPDCオペレータに対するユニットであると仮定する。一つのIPプラットフォーム内に一つ以上のIPDCオペレータがある場合、ESGブートストラップは、このIPプラットフォームの各IPDCオペレータに対して分離される。]
[0090] ESGブートストラップがどんなIPDCオペレータに対するものであるかを記述するために、新たなIPDCオペレータディスクリプタは、下記の例に示すようにPSI/SIのINTに追加される。



追加されたディスクリプタの構文例は、次のようである。]
[0091] 図20は、上述したシナリオ1に適用される本発明の第4の実施形態を示す。端末がどのIPプラットフォームがESGブートストラップに対するそのIPDCオペレータを含むかを既に知っている場合、端末は、そのIPプラットフォームの自身のIPDCオペレータに対するESGブートストラップを選択できる。また、どのIPプラットフォームが自分のIPDCオペレータを含むか知らない場合でも、端末は、これを探すまでそれぞれのIPプラットフォームでIPDCオペレータ情報を探索できる。] 図20
[0092] 図21は、上述したシナリオ2に適用される本発明の第4の実施形態を示す。同一のIPDCオペレータが一つ以上のIPプラットフォームに存在すると、端末は、一つ以上のESGブートストラップ情報を検索する必要がある。したがって、このIPDCオペレータに対する一つ以上のESGブートストラップは相互に異なるIPプラットフォームにある。] 図21
[0093] 図22を参照して、本実施形態による端末の動作について説明する。
図22に示すように、端末は、ステップ2205で放送サービス情報(PSI/SI)を取得し、ステップ2210で利用可能なIPプラットフォームを選択及び解析する。端末は、ステップ2215で、IPDCオペレータディスクリプタによってESGのすべての利用可能なIPDCオペレータ情報をチェックする。] 図22
[0094] ステップ2220で、端末は、ESG内の利用可能なKMSをサポートするか否かを判断する。ステップ2220で、端末が利用可能なKMSをサポートすると判断された場合に、端末は、ステップ2225で利用可能なIPDCオペレータをサポートするか否かを判断する。
ステップ2225で、端末が利用可能なIPDCオペレータをサポートすると判断された場合、端末は、ステップ2230で、一つのIPDCオペレータを選択する。]
[0095] ステップ2235で、端末は、一つのIPプラットフォームで選択されたIPDCオペレータからESGブートストラップを行う。端末は、ステップ2240で、ESGブートストラップのESGプロバイダディスカバリディスクリプタ及びESGアクセスディスクリプタから選択されたIPDCオペレータと関連したESGを選択し、ステップ2245で、ESGにアクセスする。端末は、ステップ2250で、サービスにアクセスし、あるいはサービスを購入する。]
[0096] 一方、ステップ2220で、端末が利用可能なKMSをサポートしないと判断される場合、端末は、ステップ2255で、すべてのIPプラットフォームのESGブートストラップがチェックされたか否かを判断する。ステップ2255の判断の結果、チェックが完了している場合、端末は、その動作を終了する。チェックが完了していない場合、端末は、ステップ2260で、他のIPプラットフォームからの他のESGブートストラップのチェックを所望するか否かを判断する。ステップ2260で端末がチェックを所望すると判断される場合、端末はステップ2210に戻る。そうでない場合、端末は、動作を終了する。]
[0097] 以下の実施形態において、ESGブートストラップはそれぞれのIPDCオペレータに対するユニットであり、IPDCオペレータ情報は放送サービス情報(PSI/SI)に含まれる。
これら実施形態は、次のように仮定する。
1)ESGブートストラップは各IPDCオペレータに対するユニットである。
2)同一のIPDCオペレータは、相互に異なるIPプラットフォームに存在することができ、端末は、すべてのIPDCオペレータ関連ESG情報を検索しようとする場合に一つ以上のESGブートストラップ情報を検索する必要がある。
3)ESGブートストラップはIPDCオペレータに変更される。]
[0098] <第5の実施形態>
図23に示すように、各々のIPDCオペレータは、本実施形態で自身のユニットESGブートストラップを有する。したがって、新たなESGブートストラップディスクリプタは、放送サービス情報(PSI/SI)に定義され追加されることができる。このような新たなディスクリプタにおいて、IPDCオペレータディスクリプタは、どんなIPDCオペレータからESGブートストラップがあるかを記述する。ESGブートストラップのIPアドレスは、そのIPDCオペレータに対するESGブートストラップのIPアドレスとポート番号を記述する。] 図23
[0099] ESGブートストラップディスクリプタは、すべてのIPDCオペレータに対するESGブートストラップ情報をリスト化するためにループをなすことができる。その一例を示すと、次のようである。]
[0100] 図24を参照して、本発明の第5の実施形態による端末の動作について説明する。
図24に示すように、端末は、ステップ2405で放送サービス情報(PSI/SI)を取得し、ステップ2410で利用可能なIPプラットフォームを解析する。端末は、ステップ2415で、ESGブートストラップディスクリプタでIPDCオペレータを解析し、ステップ2420で、端末がESG内の利用可能なKMSをサポートするか否かを判断する。ステップ2420で、端末が利用可能なKMSをサポートすると判断された場合、端末は、ステップ2425で利用可能なIPDCオペレータをサポートするか否かを判断する。] 図24
[0101] ステップ2425で、端末が利用可能なIPDCオペレータをサポートすると判断された場合、端末は、ステップ2430で、一つのIPDCオペレータを選択する。端末は、ステップ2435で、選択されたIPプラットフォームで選択されたIPDCオペレータからESGブートストラップを行う。端末は、ステップ2440で、ESGプロバイダディスカバリディスクリプタ及びESGアクセスディスクリプタから選択されたIPDCオペレータに関連したESGを選択する。端末は、ステップ2445でESGにアクセスし、その後にステップ2450でサービスにアクセスし、あるいはサービスを購入する。]
[0102] <第6の実施形態>
本実施形態において、ESGブートストラップは、図25に示すように、それぞれのIPDCオペレータの各IPプラットフォームに対するユニットである。
ESGブートストラップディスクリプタは、本実施形態でより詳細に提供される。その一例は、次のようである。] 図25
[0103] 図26を参照して、本発明の第6の実施形態による端末の動作について説明する。
図26に示すように、端末は、ステップ2605で放送サービス情報(PSI/SI)を取得し、ステップ2610で利用可能なIPプラットフォームを解析する。端末は、ステップ2615で、各々のIPプラットフォームに対するIPDCオペレータ情報をチェックする。] 図26
[0104] 端末は、ステップ2620で、ESG内の利用可能なKMSをサポートするか否かを判断する。ステップ2620で、端末は、利用可能なKMSをサポートすると判断された場合、ステップ2625で、利用可能なIPDCオペレータをサポートするか否かを判断する。ステップ2625で、端末は、利用可能なIPDCオペレータをサポートすると判断された場合、ステップ2630で、一つのIPDCオペレータを選択する。]
[0105] 端末は、ステップ2635で、選択されたIPDCオペレータからの一つのIPプラットフォームを選択し、ステップ2640で、選択されたIPプラットフォームで選択されたIPDCオペレータからESGブートストラップする。ステップ2645で、端末は、ESGプロバイダディスカバリディスクリプタ及びESGアクセスディスクリプタから選択されたIPDCオペレータに関連したESGを選択する。端末は、ステップ2650で選択されたESGにアクセスし、その後にステップ2655でサービスにアクセスし、あるいはサービスを購入する。]
[0106] IPDCオペレータはサービスに権限を有し、そのサービスを管理すると考えられるが、この概念は、将来はサービス権限を有し、そのサービスを管理する他のプロバイダ又はオペレータさらに変更できる。
したがって、本発明の実施形態によるそれぞれのメカニズムでの関連パラメータは、新たな関連パラメータに変更できる。すなわち、IPDCオペレータ情報以外の一部情報は、端末が適切なESGを探すための簡単な方式を提供するように、上記と類似した方式で示すことができる。]
[0107] 例えば、地理情報(geographic information)及びネットワーク情報が示され得る。地理情報について、一部のESGは、異なる地域で利用可能な可変されるローカルサービスを考慮して一部の特定地域のみに使用されることがある。
したがって、表23と図27は、IPDCオペレータ情報以外に地理情報が追加される本発明の実施形態を示す。表25と図28は、ネットワーク情報が追加される本発明の実施形態を示す。表26は、移動性関連追加情報に対する本発明の実施形態を示す。] 図27 図28
[0108] 図27は、特定の地域に対する特定のESGの一例を示す。
図27に示すように、ESGに対する地理情報は、端末が適切なESGを選択するように手助けする。上記したIPDCオペレータ情報と同様に、ESGに対する地理情報は、新たな要素又はディスクリプタを定義することによって予め示される。例えば、図27は、ESG1(ESGUIR=1)が領域1にのみ提供され、ESG2(ESGURI=2)は領域2にのみ提供される例を示すものであって、各ESGを選択するのに必要な情報として領域1及び領域2のような地理情報を指定する。] 図27
[0109] このような新たな要素及び/又はディスクリプタは、上記したように、ESGブートストラップ(例えば、第1及び第2の実施形態)のIPDCオペレータ情報として示され、放送サービス情報(PSI/SI)のIPDCオペレータ情報(例えば、第3〜第6の実施形態)として示され得る。]
[0110] IPDCオペレータ情報がESGブートストラップレベル(例えば、第1及び第2の実施形態)で提供される実施形態において、関連情報がESGブートストラップに追加されるため、端末は、ESGブートストラップを解析する場合に、それぞれのESG(例えば、領域1に対するESG1及び領域2に対するESG2)に対する地理情報で提供され得る。
IPDCオペレータ情報が放送サービス情報(PSI/SI)レベルで提供される実施形態(例えば、第3〜第6の実施形態)において、端末は、関連情報がPSI/SIに追加されるので、このPSI/SIを解析する場合にそれぞれのESG(例えば、領域1に対するESG1及び領域2に対するESG2)に対する地理情報で提供され得る。
したがって、端末が領域1にある場合には、例えばESG1にアクセスできる。その後、端末が領域2に移動する場合には、例えばESG2に変更することができる。]
[0111] 一例として、ESGに対する地理情報は、表24に示すように定義される。]
[0112] 場合によって、ESGは、特定のネットワークを通じて伝達されることができる。図28は、特定のネットワークに対する特定のESGの一例を示す。
図28に示すように、ESGに対するアクセスネットワーク情報は、端末が適切なESGを選択するように支援する。IPDCオペレータ情報と同様に、アクセスネットワーク情報は、新たな要素又はディスクリプタを定義することによって予めESGに対して指示することができる。] 図28
[0113] すなわち、図28は、各ESGの選択のために必要な情報としてネットワーク1及びネットワーク2のようなネットワーク情報を指定することで、ESG1(ESGUIR=1)はネットワーク1にのみ提供され、ESG2(ESGURI=2)はネットワーク2にのみ提供される例を示す。これら新たな要素及び/又はディスクリプタは、ESGブートストラップ(例えば、第1及び第2の実施形態)のIPDCオペレータ情報として示され、上記したように放送サービス情報(PSI/SI)(例えば、第3〜第6の実施形態)のIPDCオペレータ情報として示され得る。] 図28
[0114] あるいは、ESGの関連地理情報は、プロバイダURI又はESGURIを通しても示されることができる。この地理情報は、URIでネットワークID及びセルIDのフォーマットとして定義される。例えば、ハイパーテキスト伝送プロトコル(例えば、“//www.dvb.org.cbms/kbs/network1/cell1/esg”)の形態で表現できる。上記の例において、端末は、プロバイダURIの情報に基づき、該当ESGを使用するネットワーク及びセルを認知する。この場合、端末は、URIを通じて直接にESGと関連した地理情報を知るようになる。]
[0115] 地理情報(ネットワークID、セルID)は、URI(プロバイダURI、ESGURI)内に明示され、その位置は、URIの前方(接頭語)、後方(接尾語)である。しかしながら、本発明の範囲を外れない限り、他の位置に置くことも可能である。
プロバイダURIの場合、ESGは、例えばETSI TS102471v.1.2.1.に示したようにプロバイダURIとして分類される。特定のESGがどのセルのためのものであるかを示すために、プロバイダURIは、次のように示される。
“cellIDFFFF/ESGProviderIdentifier”]
[0116] ここで、cellIDFFFF/は、接頭語形態でURIのヘッド部に接続され、FFFFは16進数の形態でセルIDを示し、“ESGProviderIdentifier”は“ESGProvider”のセパレータである。例えば、“cellID0000/mycompany1.example.com,”“cellID0001/mycompany1.example.com,”、及び“cellID0002/mycompany1.example.com”は、各々セル0、セル1、及びセル2のESGを表し、これらESGは、ESGProvider“mycompany1.example.com.”によって提供される。]
[0117] 同一のESGとサービスが相互に異なるセルに伝送されると、各セルIDは、URIのヘッドに一つずつ行に配列される。例えば、“cellID0001/cellID0002/mycompany1.example.com”は、同一のESGがセル1とセル2に提供されることを示す。
同様の方式で、ネットワークIDが伝達される場合に、プロバイダURIは次のように定義される。
“networkIDFFFF/cellIDFFFF/ESGProviderIdentifier”
ここで、“networkFFFF/”はURIのヘッドに存在し、FFFFは16進数の形態でネットワークIDを示す。ESGURIに対しても、地理情報は同一の方式で明示されることができる。]
[0118] ESGプロバイダが各ESGが転送されるセルIDを知らない場合には、セルIDの代りに異なるタイプの地理情報がESGプロバイダ識別子の前方、後方、又は他の位置に指定することができる。この地理情報は、衛星、ローカル、都市名、地域コード、GPSのうちのいずれか一つであり得る。端末が接頭語、接尾語の形態で明示される地理情報を判定できない場合、端末は、該当地理情報に基づいて特定地域に対するESGを選択する。]
[0119] 端末が現在位置した地域に対して伝送されるESGを判定できない場合には、端末は、まず各ESGのエントリポイントを探す。さらに、端末は、放送サービス情報(PSI/SI)から各エントリポイントのIPアドレスのサービスIDを探し、SDT(Service Description Table)に基づいてどのエントリポイントが特定地域のためのものであるかを判定する。]
[0120] 一部の実施形態(例えば、第1及び第2の実施形態)において、端末は、関連情報がESGブートストラップに追加されるため、このESGブートストラップを解析する場合に、それぞれのESGに対するアクセスネットワーク情報(例えば、ネットワーク1に対するESG1及びネットワーク2に対するESG2、又はDVB−SH(Digital Video Broadcasting−Satellite services to Handheld)システムで衛星ネットワークに対するESG1及び地上波ネットワークに対するESG2)がわかる。]
[0121] 上記の他の実施形態(例えば、第3〜第6の実施形態)では、端末は、関連情報がPSI/SIに追加されるため、放送サービス情報(PSI/SI)を解析する場合にそれぞれのESGに対するアクセスネットワーク情報(例えば、ネットワーク1に対するESG1及びネットワーク2に対するESG2、又はDVB−SHシステムで衛星ネットワークに対するESG1及び地上波ネットワークに対するESG2)がわかる。したがって、端末がネットワーク1上にある場合にはESG1にアクセスできる。端末がネットワーク2に変更される場合にはESG2に変更できる。]
[0122] 他の関連情報の例、特に端末の移動性に関連した情報は、表26に要約する。
必要な場合、このような情報の一部は、端末の移動性をサポートするために前述した実施形態に選択され使用することができる。さらに、端末が簡単な方式で適切なESGを探すように支援する他の情報は、本発明の範囲を逸脱しない限り、上述した実施形態を使用して採択できる。]
[0123] 本発明によるESGディスカバリを促進させるために、IPDCオペレータ情報がブートストラップで示される場合に、下記に例示する情報は、同時に同一の方法で示すことができる。その情報の詳細な位置は、上記した第1〜第6の実施形態に例示したようにESGブートストラップ及びPSI/SIに可変的である。]
[0124] 1.ESG起源(origin)識別子
まず、誰が該当ESGを生成して所有しているかを端末が決定することから、ESGの起源を示すことが可能になる。このESGの起源識別子は、次のパラメータの全体又は一部となり得る。
IPプラットフォームID、プロバイダURI、ESGURI、IPDCKMSID、IPDCOperatorID、プロバイダID、ネットワークID、サービスプロバイダURI、サービスプロバイダID、又はESG起源を識別可能にする任意の他のパラメータ。]
[0125] 2.ESGアクセス範囲タイプ
ESGローミングをサポートするために、3つのタイプのESG、すなわちローカルESG、ローミングユーザー用ESG、ローカルとローミングとの組み合わせESGが定義される。“ローカルESG”は、ESGがローカルユーザーに対するサービスに関する情報のみを搬送することを意味する。“ローミングユーザー用ESG”は、ESGが特にローミングユーザーに対してサービスに関する情報のみを搬送することを意味する。“ローカルととローミングとの組み合わせESG”は、このESGのサービス情報の一部がローカルユーザー用であり、他の部分はローミングユーザー用であることを意味する。]
[0126] 3.ESGユーザーオブジェクト
“すべて”に対するESGオブジェクトは、ユーザーがローカルユーザーであれローミングユーザーであれ、ESGがすべてのユーザー用であることを意味する。また、ESGは、一部の特定ローミングユーザー用となることもある。例えば、特定のIPオペレータからのローミングユーザー用となる。この場合、ユーザーオブジェクトの詳細識別子は、明確に指示される。]
[0127] ESGが複数の特定ローミングユーザーグループに利用可能であれば、それぞれのローミングユーザーの特定グループの識別子は、すべて一つずつリスト化される。ユーザーオブジェクトを識別するパラメータは、次のパラメータの全体又は一部となり得る。
IPDCKMSID、IPDCOperatorID、IPプラットフォームID、プロバイダURI、プロバイダID、ネットワークID、サービスプロバイダURI、サービスプロバイダID、SMID、又はユーザーオブジェクトを識別できる任意の他のパラメータ。]
[0128] 4.ESGのサービス範囲
ローミングユーザーに対して利用可能なサービスはさまざまなタイプ、すなわちローカルサービス、訪問サービス、“サービスローミング”サービスがある。ローカルサービスは、ローミングユーザーが利用可能な放送サービスに関する情報を提供することである。訪問サービスは、ローミングユーザーに対して提供される放送サービスに関する情報(例えば、地理情報、サービス、ガイドライン、言語など)を提供することである。“サービスローミング”サービスは、サービスローミングを通じて利用可能であり、端末が属するホームネットワークから提供される放送サービスに関する情報を提供することである。]
[0129] したがって、ESGで利用可能なローミングサービス情報の種類は、ESGのサービスに依存する。例えば、ローカルサービスが利用可能であるか否かに関する情報があると、ローカルサービスオペレータの識別子がESGで提供される。訪問サービスが利用可能であるか否かに関する情報があると、訪問サービスオペレータの識別子が提供される。同様に、サービスローミングのサービスが利用可能であるか否かに関する情報があると、サービスローミングのサービスオペレータの識別子が提供される。それぞれの場合において、オペレータは、一つ以上である。したがって、各オペレータの識別子は、一つずつリスト化することができる。表26のパラメータは、全体又はその一部を使用することができる。さらに、任意の新たなローミングサービスタイプはこのリストに追加することができる。]
[0130] ESGの促進のために上記した情報は、ただの例示である。実際に、プロバイダは、情報の全部又は選択された組み合わせを使用し、あるいは変更して新たな指示情報を追加することができる。そのフォーマットは、表26に示すようであり、また例示的である。表26のフォーマットとパラメータは、本発明の範囲から外れない限り、変更、削除、または追加することができる。]
[0131] ESG属性の例示的な構文は、表27に示すような構成となり得る。]
[0132] ESG起源識別子の例示的な構文は、表28に示すように構成される。]
[0133] 別の実施形態において、表29のように構成される。]
[0134] ESG起源識別子の例示的構文は、表30に示すように構成される。]
[0135] 別の実施形態において、表31に示すように構成される。]
[0136] ESG起源識別子の例示的な構文は、表32に示すように構成される。]
[0137] ESGアクセス範囲タイプの例は、表33に示すように分類することができる。]
[0138] 他の実施形態において、表34に示すように分類され得る。]
[0139] ESGユーザーオブジェクトは、すべてのユーザー又は特定のユーザー用である。それが“真”であると、ESGはすべてのユーザー用である。そうでない場合、ESGは特定ユーザーのみを対象とすることを意味し、その特定ユーザーの詳細識別子はリスト化しなければならない。]
[0140] ESGでサービス範囲の例は、表36に示すように構成される。]
[0141] 他の例で、ESGでサービスの範囲は、表37に示すように構成される。]
[0142] 移動環境で、権限管理は、ローミングをサポートするのに主なパラメータである。例えば、ハンドオーバーは、権限管理の一つの範囲である。ローミングは、例えば加入及びローミング契約の問題によって相互に異なる権限管理範囲を伴う。
現在のCBMSシステムにおいて、IPDCオペレータ(特に、IPDC KMSシステム及びIPDCオペレータ)は、識別子IPDCKMSID及びIPDCOperatorIDによって示される権限管理を担当する役割をすると考えられる。将来のシステムで権限管理が変更されても、本発明の多様な実施形態は、本発明の範囲を逸脱することなく変更又は適用することができる。説明のために、本発明は、権限管理システムとしてIPDC KMSシステムとIPDCオペレータを考慮する。]
[0143] 図29は、IPDC KMSシステム及びIPDCオペレータが権限を管理する一般的な例を示す。
図29に示すように、領域1(2910)には、ローカルユーザー、又は端末1(2920)が存在する。ローカル端末2920は、IPDCKMSID=1及びIPDCOperatorID=1の識別子を有するオペレータに加入されている。したがって、端末2920がESGURI=1(2930)にアクセスする場合に、端末は、自身が加入したオペレータ(IPDC KMSシステム=1及びIPDCオペレータ=1)を探すことができる。それによって。これら識別子は、ESG起源識別子として見なされる。] 図29
[0144] IPDC KMSシステム及びIPDCオペレータ(IPDCKMSID=1、そしてIPDCOperatorID=1)2940は、他のKMSシステム及びIPDCオペレータとローミング契約を有する。
図30は、ローミングの一例を示す。ここで、オペレータ3010(IPDCKMSID=1及びIPDCOperatorID=1)は、ローカル権限管理を担当する。
図30に示すように、オペレータ3010(IPDCKMSID=1、IPDCOperatorID=1)は、オペレータ3020(IPDCKMSID=2、IPDCOperatorID=2)とローミング契約を有する。したがって、オペレータ3020(IPDCKMSID=2、IPDCOperatorID=2)と加入した端末2(3025)は、それら間のローミング契約のため、オペレータ3010(IPDCKMSID=1、IPDCOperatorID=1)からサービスにアクセスできる。] 図30
[0145] そのため、ESG3000(ESGURI=1)は、オペレータ3010(IPDCKMSID=1、IPDCOperatorID=1)と加入したユーザーだけでなく、オペレータ3020(IPDCKMSID=2、IPDCOperatorID=2)と加入したユーザーのためのものである。
図30に示すように、他のオペレータ3030(IPDCKMSID=3、IPDCOperatorID=3)がある。オペレータ3030(IPDCKMSID=3、IPDCOperatorID=3)は、オペレータ3010(IPDCKMSID=1、IPDCOperatorID=1)とローミング契約を有していないため、オペレータ3030(IPDCKMSID=3、IPDCOperatorID=3)に加入した端末3(3035)は、オペレータ3010(IPDCKMSID=1、IPDCOperatorID=1)によって管理されるサービスにアクセスする権限を持っていない。] 図30
[0146] ローミングをサポートするために、ローミングパートナーに関する情報は予め指示できる。上述したように、ローミングパートナーに関する情報は、放送サービス情報(PSI/SI)、ESGブートストラップ(ESGプロバイダディスカバリディスクリプタ、ESGアクセスディスクリプタ、及び/又は新たに定義されたディスクリプタ)、ESGアナウンスメントカルーセル、及びインデックス又はパーティションを拡張することによってシグナリングできる。それは、ESGユーザーオブジェクトの一例である。ESGでIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDで定義されるローカル(又は“オリジナル”)オペレータは、一つずつ指示される。]
[0147] それぞれのローカル(又はオリジナル)オペレータIPDCOperatorIDに対して、そのローミングパートナーは、一つずつリスト化される。その一例は、表38に示す。]
[0148] 一つのESGでは、一つ以上のローカルIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDがあり、それら各々はそれ自体のローミングパートナーを有することができる。この場合、それぞれのローカルIPDCKMSID及びIPDCオOperatorID3110とそのローミングパートナー(ローミングIPDCKMSID及びIPDCOperatorID)3120は、図31に示すように予め一つずつ示すことができる。これは、上記した実施形態のESGブートストラップでのPSI/SIに対応する。] 図31
[0149] 同一のIPDC KMSシステムに属するIPDCオペレータは、相互にローミング契約をすることができる一方で、異なるIPDC KMSシステムに属するIPDCオペレータは相互にローミング契約を締結することができない。例えば、IPDCKMSID=1及びIPDCOperatorID=1は、IPDCKMSID=1及びIPDCOperatorID=2とローミング契約が可能である。しかしながら、IPDCKMSID=1及びIPDCオOperatorID=1は、IPDCKMSID=2及びIPDCOperatorID=3とローミング契約を有することができない。しかしながら、ローミング契約は、異なるIPDC KMSシステムに属するIPDCオペレータの間で締結されることができる。]
[0150] 説明のために、“i”、“j”、“k”、“m”及び“n”は、IPDCKMSID及びIPDCOperatorIDに対するシンボルとして使用される。しかしながら、具体的な値と制限は、本発明の範囲を逸脱しない限り多様に割り当てることができる。
すべてのIPDCオペレータ及びそのローミングパートナーに関する詳細な情報は、表39に示す例示方法のように示される。]
[0151] 一実施形態において、ローカルIPDCオペレータ及びすべてのローミングIPDCオペレータは、それぞれのローカルIPDCオペレータとそのローミングパートナーIPDCオペレータとの間の関係を指示せずに示すことができる。その構文の一例は、表40に示すように構成される。]
[0152] 他の実施形態において、ローカルIPDCオペレータとそのローミングIPDCオペレータとの関係は、表41に示すように指示できる。]
[0153] さらに他の実施形態において、ローカルIPDCオペレータとすべてのローミングIPDCオペレータとの関係は、表42に示すように指示できる。]
[0154] 各ローカルIPDCオペレータが複数のローミングIPDCオペレータを有すると、すべてのローミングIPDCオペレータ情報を一つずつリスト化することは、大きな負担となる可能性がある。従って、最も頻繁にローミングするいくつかのIPDCオペレータを選択し、ここでリスト化する。]
[0155] ローミングパートナー3120は、時々アップデートされる。新たにコンパイルされるローミングIPDCオペレータ情報は、ESGブートストラップ、PSI/SI、又は他の位置に予め各ESGに対して欠けていることもある。この場合、端末がローミングIPDCオペレータリストで加入したIPDCオペレータを探し出せない場合、同一のIPDCKMSIDがローカルで見つけ出せるならば、それにもかかわらずESGにアクセスを試みる。これは、それら間に既にローミング契約がある場合に、端末がそのIPDCオペレータからのサービスにまだアクセスする機会があるためである。]
[0156] 上記情報がESGブートストラップに付加された場合に、端末は、図32に示すように動作し、サーバは図33に示すように動作することができる。
図32を参照して、IPDC関連情報に基づいた端末動作の一例について説明する。
図32に示すように、端末は、ステップ3205で、放送サービス情報(PSI/SI)を取得し、ステップ3210でESGブートストラップに対するIPプラットフォームを選択する。端末は、ステップ3215で、IPDC関連情報を解析する。] 図32 図33
[0157] ステップ3220で、端末のIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDをローカルIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDで探すと、端末は、その関連ESGにアクセスできる。ステップ3225で、端末は、そのIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDを有するESGを選択する。端末は、ステップ3230でESGにアクセスし、ステップ3235でサービスにアクセスし、あるいはサービスを購入する。]
[0158] ステップ3240で、端末のIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDをローミングIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDで探すと、端末は、そのローミングパートナーのESGにアクセスできる。端末は、ステップ3245で、そのローミングパートナーのIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDを有するESGを選択する。端末は、ステップ3250でESGにアクセスし、ステップ3255でサービスにアクセスし、あるいはサービスを購入する。]
[0159] ステップ3260で、端末のIPDCKMSIDはローカルIPDCKMSIDで探すことができるが、そのIPDCオペレータはローカル又はローミングIPDCオペレータで探すことができないと、端末は、ステップ3265でそのIPDCKMSIDを有するが異なるIPDCOperatorIDを有するESGを選択する。端末は、ステップ3270でESGにアクセスする。
ステップ3275で、端末は、サービスへのアクセス又は購入を試みる。端末は、ローミング契約が締結されている場合、その試みに成功するが、ローミング契約が締結されていない場合、サービスにアクセスする権利を取得できない。]
[0160] 次に、図33に示すように、IPDC関連情報によるサーバの動作について説明する。
図33に示すように、サーバは、ステップ3305で、ローカルIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDをリスト化する。サーバは、ステップ3310で、それぞれのローカルIPDCオペレータに対するローミングパートナーを選択し、それをローミングIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDとしてリスト化する。サーバは、ステップ3315で、ローカル及びローミングIPDCオペレータ情報をIPDC関連情報に記入する。] 図33
[0161] 提案されたシグナリングのサイズを縮小させるために、IPDCKMSID及びIPDCOperatorIDはリスト化され、それら各々に対して数字が割り当てられる。サーバがローカルIPDCKMS及びIPDCオペレータをリスト化し、それら各々に対するローミングパートナーを記述する場合、各々に対して割り当てられた数字は、正確なIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDの代りに使用することができる。]
[0162] このようなインデックスリストのローミング関係は、ESGに割り当てることができる。その例示的な構文は、表43に示すように構成される。]
[0163] ローカルIPDCオペレータ及びすべてのローミングIPDCオペレータが指示されたが、それぞれのローカルIPDCオペレータとそのパートナーローミングIPDCオペレータとの間の関係が指示されていない場合、例示的な構文は、表44に示すように定義される。]
[0164] 他の実施形態として、表45に示すように定義される。]
[0165] 他の実施形態として、表46aに示すように定義される。]
[0166] 表46aは、表46bに示すように2進数で表現することができる。]
[0167] 一つのローミング端末は、そのローミング端末のホームIPDCオペレータとローミング契約を締結したい一部のローカルIPDCオペレータを探すことができる。図34は、そのような一例を示す。
第1に、ローミング端末のホームオペレータがリスト化される。第2に、ローミング端末のホームオペレータとローミング契約を有するローカルIPDCオペレータがリスト化される。第3に、それぞれの関連ESGがリスト化される。] 図34
[0168] 図34に示すように、ローミング端末のホームオペレータ3410のIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDが記載されている。すなわち、第1のホームのIPDCKMSIP=1及びIPDCOperatorID=1であり、そのm番目のホームに対するIPDCKMSID=m及びIPDCOperatorID=mである。ホームオペレータは、ローミング端末のオペレータとローミング契約を締結したローカルIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDと接続する。] 図34
[0169] 図34に示すように、ローミング端末のホームオペレータ及びそのローミング契約が締結されたローカルオペレータの構文例は、表47に示すように定義される。] 図34
[0170] インデックスが使用されると、構文例は、表48に示すように定義される。]
[0171] 一方、ローミング関連情報は、放送サービス情報(PSI/SI)に置かれることができる。
一つのIPプラットフォーム内に一つ以上のIPDCオペレータがあると、ESGブートストラップは、そのIPプラットフォームでそれぞれのIPDCオペレータに対して分離される。]
[0172] 新たなディスクリプタとして、表50に示すIPDCディスクリプタは、ESGブートストラップがどのIPDCオペレータに対するものであるかを示すために追加される。]
[0173] 一つのIPプラットフォーム内に一つ以上のIPDCオペレータがあると、ESGブートストラップは、そのIPプラットフォームでそれぞれのIPDCオペレータに対して分離される。]
[0174] 新たなディスクリプタとして、表52に示すIPDCオペレータディスクリプタは、ESGブートストラップがどのIPDCオペレータに対するものであるかを表すために付加される。]
[0175] 各ホーム(すなわち、ローカル)端末に対して、外部(foreign)ネットワークでそのローミングパートナーに関する情報を、予め提供しておくことができる。この場合、端末は、既に自身のホームネットワークでの多くのローミング情報を持っており、図35に示すように、実際に外部ネットワークに移動する場合にその情報を使用することができる。
図35に示すように、IPDCKMSID及びIPDCOperatorIDを有するローカル端末がある。また、各ローカル端末に接続される外部ネットワークのローミングパートナーが示されている。] 図35
[0176] 図35に示すローカルIPDCオペレータ及び外部ネットワークでのローミングパートナーの構文例は、表53に示すように定義される。] 図35
[0177] インデックスが使用されると、構文例は表54に示すように定義される。]
[0178] 外部ネットワークでのESGURIが予め分かれば、端末に指示が可能である。その構文の例は、表55に示すように定義される。]
[0179] インデックスが使用されると、その構文の例は、表56に示すように定義される。]
[0180] ESGURIを除き、IPプラットフォームのような他の情報は、予め指示することができる。予め指示された情報は、アプリケーションによって決定される。この情報は、ESGURIと類似した方式で示される。
IPプラットフォーム、ESGプロバイダ、ESG、アクセスネットワークに関する情報が指示されると、構文の例は表57に示すように定義される。]
[0181] インデックスが使用されると、構文の例は表58に示すように定義される。]
[0182] 提供された情報に基づき、端末は、ESGブートストラップに対するすべての利用可能なIPプラットフォームの中で適切なIPプラットフォームを選択し、複数のESGプロバイダ及びESGの中で適切なESGプロバイダ及びESGを選択できる。その後、端末は、アクセスするサービスを選択できる。]
[0183] 次に、上述したような本発明によるESGディスカバリ方法を実現する端末/ネットワークについて説明する。
図36は、本発明によるESGディスカバリ方法が実現されるネットワークの構成例を示す。
図37は、本発明によるESGディスカバリ方法が実現される端末の構成例を示す。詳細な説明は、表59に示す。] 図36 図37
[0184] 上述したように、本発明による実施形態(例えば、第1〜第6の実施形態)は、PSI/SI又はESGブートストラップレベルで適切なESGを探すことを示す。
一つのESGが複数のIPDCオペレータを含むと、そのESGの一つのサブセットが一つのIPDCオペレータに対して可能であり、ESGの他のサブセットは他のIPDCオペレータに対して可能である。さらに、ESGの一つのサブセットは、一つの地理領域に対して可能であり、ESGの他のサブセットは他の地理領域に対して可能である。]
[0185] また、ESGの一つのサブセットは、一つのネットワーク又はネットワークの一つのタイプ(例えば、DVB−H、DVB−3、3GPP、WIMAXなど)に対して課金され、ESGの他のサブセットは、他のネットワーク又はネットワークタイプに対してそのESGが課金されることができる。したがって、端末がESG内の適切な部分を探す方法が一つの問題となる。上記した指示情報(例えば、表26)は、ここでも使用可能であり、ESGのサブセットに対して変更される。]
[0186] さらに、上記と類似した実施形態は、ESG内で異なる位置で提供される。
指示情報に対する関連情報の細部位置は、本発明の範囲から外れない限り可変され得る。説明のために、2個の位置が説明される。一例はESGアナウンスメントカルーセルに位置させ、他の例はESGパーティションメカニズムを使用する。]
[0187] <第7の実施形態>
本実施形態は、各ESGを認知する方法としてESGパーティション方法を使用する。DVB−CBMSシステムでは、一つのESGは、その伝送のために複数のIPフローに分割される。どのIPフローが分割されたかに基づいた基準を示す情報は、表61に示すように定義される。さらに、一つのESGが2個以上のIPプラットフォームに適用されると、そのESGに存在する異なるIPプラットフォームに対してESGの異なる部分を用意することができる。]
[0188] 表61において、“0x00”及び“0x01”を有する値を除いた他の値は、本発明によって提案される。IPDCKMSId値及び/又はNetworkID値が各パーティションの間隔を示すスタートフィールド値とエンドフィールド値に加えるので、ネットワークIDが、ESGの部分に該当するサービスのみで構成されているかがわかる。また、IPDCKMSIdが、ESGの部分に該当するサービスのみで構成されているかがわかる。]
[0189] 本発明は、端末が適切なESG又はESGの部分を探すことを助けるために、ESG内で、PSI/SI及びESGブートストラップでESG又はサブESG関連情報を指示する方法に関するいくつかの実施形態が既に提供されている。また、本発明は、表26及び表60に示すようにESG又はサブESG関連情報を異なる方法で、例えば通知及び別途のシグナリングによって指示することができる。]
[0190] <第8の実施形態>
本実施形態は、ESGを区別するために、上記で論議された情報をHTTP要求クエリ(query)を用いて取得する構成を提供する。
この構成において、端末は、サーバに自身の情報を伝送し、その情報を用いて利用可能なESGリストのクエリを行う。サーバは、該当する情報を用いて端末に利用可能なESGリストを伝送する。すなわち、端末が予め格納されているネットワークID、セルID、及びIPDCオペレータ識別子のような情報をサーバに伝達しつつ、利用可能なESGリストを要求する場合に、サーバは、この情報を解析し、利用可能なESGリストを端末に伝送する。
端末は、表26及び表60に示したIPDCオペレータ、地理情報、アクセスネットワーク、又は他の情報に基づいてESGをクエリする(問い合わせる)ことができる。]
[0191] 1.IPDCオペレータに基づいたESGクエリ
端末は、一部の特定のIPDCオペレータ、例えば自身のホームIPDCオペレータでESGをクエリしようとする。この場合、サーバは、この特定のIPDCオペレータのみに関連したESGを端末に伝送する。]
[0192] 2.地理情報に基づいたESGクエリ
端末は、一部の特定領域、例えば一つのローミングネットワークに対するESGをクエリしようとする。この場合、サーバは、特定の領域のみに関連したESGを端末に伝送する。]
[0193] 3.アクセスネットワークに基づいたESGクエリ
端末は、一部の特定ネットワーク、例えばDVB−Hネットワーク1又は3GPPネットワーク2に対するESGをクエリしようとする。この場合、サーバは、この特定ネットワークのみに関連したESGを端末に伝送する。]
[0194] クエリ情報は、組み合わせることができる。例えば、端末は、ネットワーク1のIPDCオペレータ1からのESGをクエリできる。]
[0195] したがって、本発明は、表66に示すように新たなキーと値をクエリメッセージ(ボールド体で表示)を含む。]
[0196] <第9の実施形態>
本実施形態では、双方向ネットワークを通じて一部の特定のIPDCオペレータに対するESGブートストラップを提供する。端末は、サーバに一部の特定のIPDCオペレータ(例えば、加入したIPDCオペレータ)に対するESGブートストラップ情報を要求することができる。サーバは、その特定のIPDCオペレータに関連したESGブートストラップ情報を集めて双方向ネットワークを通じて端末に伝送できる。このような方法で、端末は、すべてのブートストラップ情報を解析する必要なしに、所望するものを容易に得ることができる。]
[0197] 端末が一部の特定のIPプラットフォームの一つの特定のIPDCオペレータと関連したESGブートストラップのクエリを希望すると、クエリメッセージは、表67に示すように構成される。]
[0198] 端末がすべてのIPプラットフォームの一つの特定のIPDCオペレータからのESGブートストラップのクエリを希望すると、クエリメッセージは、表68に示すように構成される。



本実施形態は、単独で使用され得、あるいは、放送方式で予めIPDCオペレータ情報を指示する他の実施形態で使用することができる。]
[0199] 図38は、第9の実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。
図38に示すように、端末は、ステップ3805で、サーバに一部の特定のIPDCオペレータ値を有するESGブートストラップのクエリメッセージを伝送する。端末は、ステップ3610で、サーバからクエリメッセージに応答メッセージを受信する。端末は、ステップ3815で、サーバから受信した要求されたESGブートストラップ情報が利用可能であるか否かを判断する。] 図38
[0200] ステップ3815で要求されたESGブートストラップ情報が利用可能であると判断された場合、端末は、ステップ3820で、クエリしたIPDCオペレータと関連したすべてのESGブートストラップ情報を解析し、該当ESGブートストラップを選択する。ステップ3825で、複数のIPプラットフォームが利用可能であると、端末はブートストラップをするために一つのIPプラットフォームを選択する。]
[0201] また、端末は、ステップ3830で、選択されたESGブートストラップのESGプロバイダディスカバリディスクリプタ及びESGアクセスディスクリプタからESGを選択する。その後、端末は、ステップ3835で選択されたESGにアクセスし、ステップ3840でアクセスされたESGを通じてサービスにアクセスし、あるいはサービスを購入する。]
[0202] 図39は、本発明の第9の実施形態によるサーバの動作を示すフローチャートである。
図39に示すように、サーバは、ステップ3905で、端末から一部の特定のIPDCオペレータ値を有するESGブートストラップのクエリメッセージを受信する。サーバは、ステップ3910で、端末から要求された、その特定のIPDCオペレータに対するESGブートストラップ情報が利用可能であるか否かを判断する。] 図39
[0203] ステップ3910で、ESGブートストラップ情報が利用可能であると判断された場合、サーバは、ステップ3915で、端末から要求されたIPDCオペレータに関連したすべてのESGブートストラップ情報を集めて端末に応答メッセージで伝送する。しかし、ステップ3910でESGブートストラップ情報が利用不可能であると判断された場合、サーバは、ステップ3920で端末に失敗値で応答する。]
[0204] ローミングシナリオでは、ローカルIPDCオペレータ情報がESGブートストラップに指示されても、各ローカルIPDCオペレータに対するローミングパートナーは指示されず、あるいはローミングパートナーのリストが完成しない可能性がある。この場合、ローミング端末はアクセス可能なサービスを含んでいる適切なESGを選択するのは難しい。しかしながら、本発明によるクエリメカニズムは、この問題を解決する。]
[0205] サーバは、予めそれぞれのESGに対するすべてのローカルIPDCオペレータ情報を、例えばESGブートストラップで指示する。その後、サーバは、ステップ3905で、端末から一部の特定のIPDCオペレータ情報を有するESGブートストラップクエリを受信し、ステップ3910で、一部のローカルIPDCオペレータとローミングパートナーであるか否かをチェックする。その結果、ローミングパートナーであると、サーバは、ステップ3915で、そのローカルIPDCオペレータに関連したすべてのESGブートストラップ情報を集めて端末に伝送する。そうでない場合、サーバは、ステップ3920で、失敗情報で応答する。]
[0206] 図40は、第9の実施形態によるサーバの動作を示すフローチャートである。
図40に示すように、サーバは、ステップ4005で、予めそれぞれのESGに対するローカルIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDをESGブートストラップで(又はPSI/SIで、又は他の位置で)指示する。サーバは、ステップ4010で、端末からIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDを有するESGブートストラップクエリメッセージを受信する。ステップ4015で、サーバは、端末によって要求されたIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDが一部のローカルIPDCオペレータとのローミングパートナーであるか否かをチェックし、ローミングパートナーであれば、サーバは、そのローカルIPDCオペレータと関連したすべてのESGブートストラップ情報を端末に伝送する。そうでない場合、サーバは、失敗情報で応答する。] 図40
[0207] 図41は、第9の実施形態による端末の動作を示すフローチャートである。
図41に示すように、端末は、例えばESGブートストラップで既に指示されたローカルIPDCオペレータ情報を探索する。端末が加入しているIPDCオペレータ情報をその中で見つけられないと、端末は、自身のIPDCオペレータ情報を有するESGブートストラップクエリ情報をサーバに伝送する。サーバがローカルIPDCオペレータでそのローミングパートナーを探す場合には、サーバは、すべての関連ESGブートストラップ情報を端末に伝送する。すると、端末は、ESGを選択してサービスにアクセスするか、あるいはサービスを購入する。] 図41
[0208] 図41に示すように、端末は、ステップ4105で、放送サービス情報(PSI/SI)を取得し、ステップ4110でESGブートストラップに対する利用可能なIPプラットフォームを選択する。端末は、ステップ4115で、IPDC関連情報を解析する。ステップ4120で、端末のIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDをローカルIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDで探した場合、端末は、その関連ESGにアクセスする。
端末は、ステップ4125で、そのIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDを有するESGを選択し、ステップ4130でESGにアクセスする。端末は、ステップ4135で、サービスにアクセスし、あるいはサービスを購入する。] 図41
[0209] ステップ4140で、端末は、ローカルIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDで自身のIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDを探し出せないと、その関連ESGにアクセスする。
この場合、端末は、ステップ4145で、サーバに自身のIPDCKMSID及びIPDCOperatorIDを有するESGブートストラップ情報に関してクエリを行う。ステップ4150で、端末のIPDCオペレータローミングパートナーが一つのローカルIPDCオペレータであると、端末は、サーバからローカルIPDCオペレータと関連したESG情報を受信する。その後、端末は、ステップ4155で、ESG情報を受信し、ESGにアクセスし、ステップ4160でサービスにアクセスするか、あるいはサービスを購買する。]
[0210] <第10の実施形態>
本実施形態において、サーバと端末は、ESGアナウンスメントカルーセル(announcement carousel)にESGサブセット関連情報をシグナリングをする。表44に示すようなローミングESG関連情報は、ESGアナウンスメントカルーセルに付加することができる。]
[0211] これらパラメータは、ESG初期コンテナ(init container)に記入でき、ESGの属性又はサブセット属性を含むフィールドは、図42の参照符号4020で示すようにそれらに割り当てられる。図42の参照符号4240で示すように、属性コンテナと呼ばれる独立コンテナは、これらサブセットESG関連情報を搬送するように割り当てられる。あるいは、一部は、初期コンテナ又は任意の他の既存コンテナ、及び新たなコンテナに加えることもできる。それらパラメータは、本発明の範囲を逸脱しない範囲で、ESGアナウンスメントカルーセルの他の位置に存在することもある。] 図42
[0212] 図42は、本発明の実施形態による新たな要素又はコンテナを有するESGアナウンスメントカルーセルを示す。
図42に示すように、一つ以上のESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッション4210、4230がある。各ESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは、一部属性を有する一つのESGサブセットに対するものである。] 図42
[0213] 一例として、一つのESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは、衛星ネットワークを通じてのESGサブセットに対するものであり、他のESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは、地上波ネットワークを通じてのESGサブセットに対するものである。
2番目の例として、一つのESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは、一つのIPDCオペレータ(IPDCKMSID、IPDCOperatorID)と関連したESGサブセットに対するものであり、他のESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは、他のIPDCオペレータ(IPDCKMSID、IPDCOperatorID)と関連したESGサブセットに対するものである。]
[0214] 3番目の例として、一つのESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは、一つの領域に関連したESGサブセットに対するものであり、他のESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは、他の領域に関連したESGサブセットに対するものである。
4番目の例として、一つのESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは、ローカルユーザーに関連したESGサブセットに対するものであり、他のESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションはローミングユーザーに関連したESGサブセットに対するものである。
一つのESGが2個以上のIPプラットフォームに適用されると、異なるESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションがそのESGに存在する異なるIPプラットフォームに対して用意できることがわかるはずである。]
[0215] 図43の参照符号4310は、一つの種類の属性を有する一つのESGサブセット(例えば、衛星を通じたESGサブセット、一つのIPDCオペレータと関連したESGサブセット、又は一部領域と関連したESGサブセット)に対するESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションを表す。
図43の参照符号4320は、他の種類の属性を有する他のESGサブセット(例えば、地上波を通じたESGサブセット、他のIPDCオペレータと関連したESGサブセット、又は他の領域と関連したESGサブセット)に対するESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションを表す。] 図43
[0216] 異なるESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッション4310、4320は、相互に異なる方式で示すことができる。一例として、オリジナルESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは、図44に示すように、他のESGサブセットに対する他のESGアナウンスメントカルーセルに関するアクセス情報を示す。
図44に示すように、参照符号4410は、一つの種類の属性を有する一つのESGサブセット(例えば、衛星を通じたESGサブセット、一つのIPDCオペレータと関連したESGサブセット、又は特定領域と関連したESGサブセット)に対するESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションを表す。] 図44
[0217] 参照符号4420は、他の種類の属性を有する他のESGサブセット(例えば、衛星を通じたESGサブセット、他のIPDCオペレータと関連したESGサブセット、又は他の領域と関連したESGサブセット)に対するESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションを表す。
他の例として、ESGアクセスディスクリプタは、図45に示すように、それらに対する各々のIPアドレス、ポート番号、及びTSIを指示できる。図45で“xx.xx.xx.xx:xxxx”の表現は、“IPアドレス:ポート番号”を意味する。例えば、CDPアプリケーション(ETSI TS 102 472)では、TSIとIPソースアドレスの組み合わせは、FLUTEセッションを識別することを意味する。] 図45
[0218] したがって、図45に示すように、参照符号4510は、一つの種類の属性を有する一つのESGサブセット(例えば、衛星を通じたESGサブセット、一つのIPDCオペレータと関連したESGサブセット、又は特定領域と関連したESGサブセット)に対するESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションを表す。参照符号4520は、他の種類の属性を有する他のESGサブセット(例えば、地上波を通じたESGサブセット、他のIPDCオペレータと関連したESGサブセット、又は他の領域と関連したESGサブセット)に対するESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションを表す。] 図45
[0219] 図45の例において、異なるESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは、同一のESGの相互に異なるESGサブセットに対するものである。サーバ側においては、異なるESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは、異なる属性を有する相互に異なるESGサブセットに対して(例えば、衛星ネットワーク及び地上波ネットワークに対して)準備される。その各々は、自身の識別子を有する。] 図45
[0220] 本発明に関連して、これらESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションを伝送する相異なる方式がある。
(1)複数のESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは分散方式で伝送される。
一実施形態において、すべてのESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは、複数のネットワーク又は複数のセルを用いる分散方式で、あるいは任意の他の方式で伝送することができる。それぞれのESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは、その属性及び伝送条件によって伝達される。]
[0221] 例えば、衛星ネットワークに対するESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは、衛星を通じる場合に伝達され、地上波ネットワークに対するESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは地上波ネットワークを通じる場合に伝達される。したがって、端末は、衛星ネットワークから信号を受信する場合に衛星に対するESGアナウンスメントカルーセル及びESGサブセットを受信し、地上波ネットワークから信号を受信する場合に地上波に対するESGアナウンスメントカルーセル及びESGサブセットを受信する。]
[0222] 本実施形態では、端末が受信するのは完全なESGでなく、一回の受信でのESGの一つのサブセットであり得る。
それは、端末が異なって、例えば衛星からの受信及び地上波ネットワークからの受信時に、同一のESGURIを有する異なるESGデータを受信することを意味する。しかしながら、受信したESGが完全なものであるか否か、及び受信を変更する際に端末がESGの新たなサブセットをアップデートして受信する必要があるか否かを端末が知っているかに対しては不明確である。したがって、本発明の実施形態は、一つのESGに対するESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションが分散方式で伝送するか否かを示す一つのラベルを加える。]
[0223] 例えば、“MultipleESGAnnouncementCarousel”は、ラベルとして付加される。これは、複数のESGアナウンスメントカルーセルが与えられたESGに適用されるか否かを示すために追加される新たな要素である。例えば、この“MultipleESGAnnouncementCarousel”が“1”として設定されると、複数のESGアナウンスメントカルーセルがこのESGに適用されることを意味する。“MultipleESGAnnouncementCarousel”が“0”として設定されると、ただ一つのESGアナウンスメントカルーセルがESGに適用されることを意味する。]
[0224] このラベルの位置は、本発明の範囲から外れない限り多様な位置となり得る。制限されない例を下記に示す。例えば、表70〜表73は、ESGアクセスディスクリプタに新たなラベルが付加される例を示す。
第1の位置例を表70のように示す。]
[0225] 第2の位置例を表71のように示す。]
[0226] 第3の位置例を表72のように示す。]
[0227] 本発明の他の実施形態において、新たな要素は、表73に示すようにESGプロバイダディスカバリディスクリプタに付加されることができる。]
[0228] (2)複数のESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションに対する属性がシグナリングされる。
本実施形態において、複数のESGアナウンスメントFLUTEセッションが同時に転送される。この場合、端末が適切なFLUTEセッションを選択する方法が主な問題である。したがって、本実施形態では、それぞれのESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションに対する属性が(例えば、衛星又は地上波に対して、領域1又は領域2に対して、IPDCオペレータ1又はIPDCオペレータ2に対して、ローカルユーザー又はローミングユーザーに対して)シグナリングされる。このシグナリングに基づき、端末はアクセスに適切なものを選択できる。]
[0229] 例えば、DVB−SHシステムにおいて、ネットワークID及びセルIDは、それぞれのESGアクセスアナウンスメントカルーセルに対してシグナリングすることができる。このように、端末は、セルIDに基づいた衛星セルであるか、あるいは地上波セルであるかを知ることができる。]
[0230] 新たな要素の位置は、本発明の範囲を外れない限り、多様である。この新たな要素“セルID”は、例えばESGアクセスディスクリプタに多様な方式で付加できる。その一例を、表75に示す。]
[0231] あるいは、表76に示すように位置することもできる。]
[0232] 各ESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションに対するセル情報は、表77及び表78に示すように詳細にシグナリングすることができる。]
[0233] ]
[0234] これまで、SHシステムに対する例について説明した。他の目的(例えば、異なるIPDCオペレータ、異なる領域、ローカル又はローミングユーザー)に使用される複数のESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッションは同様に適用することができる。
2つの場合に対する例を、表79及び表80に示す。]
[0235] ]
[0236] ESGプロバイダディスカバリディスクリプタ及びESGアクセスディスクリプタは、ESGoIAの場合をカバーするために拡張される。この新たなバージョンに基づいて、新たな要素を変更することもできる。
表81は、ESGプロバイダディスカバリディスクリプタの拡張を示す。ここで、ボールド体で表す要素は新たな要素である。]
[0237] ESGプロバイダディスカバリディスクリプタの例示的な意味は、表82として定義される。]
[0238] さらに、例示の“MultipleESGAnnouncementCarouseAttribute”の分類方式は、表83に示す。]
[0239] 表84に示す独立ディスクリプタは、この情報をシグナリングするのに使用することができる。]
[0240] パーティション又は異なるESGサブセットに対する複数のESGアナウンスメントカルーセルをサポートするために、属性は、フラグメントレベル、例えばどのフラグメントが衛星セルに対するものであるか、及びどのフラグメントが地上波セルに対するものであるかを示すために必要である。]
[0241] 以上、本発明の詳細な説明においては具体的な実施形態に関して説明したが、本発明は、前述の実施形態に限定されるものではない。本発明は、添付した特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められる本発明の範囲を外れることなく、多様な変更、追加、及び置換が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。]
[0242] 710、750、810、850 IPプラットフォーム
720、730、760、770、820、830、860IPDCオペレータ
740、780、840、870ESGブートストラップ情報
910−1〜910−m ESGプロバイダディスカバリディスクリプタ
920−1−1〜920−m−n ESGアクセスディスクリプタ
930−1〜930−K IPDCオペレータ
1010、1310 ESGブートストラップ
1011、1311 ESGプロバイダディスカバリディスクリプタ
1012 ESGアクセスディスクリプタ
1013 IPDCオペレータ
2910 領域1
2920、3025、3035端末
2940 IPDCオペレータ
3000 ESG
3010、3020、3030オペレータ
4210、4230 ESGアナウンスメントカルーセルFLUTEセッション]
权利要求:

請求項1
IPDC(InternetProtocolDataCasting)をサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末の移動性をサポートする方法であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ElectronicServiceGuide:以下、ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータをリスト化するステップと、前記ローカルIPDCオペレータの中でローミングパートナーを有するローカルIPDCオペレータに対するローミング情報を生成するステップと、放送ネットワークを通じて前記ローミング情報を含む放送サービス情報を伝送するステップとを具備することを特徴とするIPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末の移動性をサポートする方法。
請求項2
前記ローミングパートナーを有するローカルIPDCオペレータは、前記ローミングパートナーとして設定されるローカルIPDCオペレータに加入した端末にも前記放送サービスを提供することを特徴とする請求項1に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末の移動性をサポートする方法。
請求項3
前記放送サービス情報は、ESGブートストラップを含み、前記ローミング情報を生成するステップは、前記ESGブスートストラップに前記ローミング情報を含めるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末の移動性をサポートする方法。
請求項4
前記ESGブートストラップは、前記ローミング情報を提供するための別途のディスクリプタをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末の移動性をサポートする方法。
請求項5
前記ローミング情報は、前記ローミングパートナーとして設定されるローカルIPDCオペレータのIPDCKMS(KeyManagementSystem)識別子とIPDCオペレータ識別子との内の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末の移動性をサポートする方法。
請求項6
IPDC(InternetProtocolDataCasting)をサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ElectronicServiceGuide:以下、ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータに関する情報を含む放送サービス情報を放送ネットワークを通じて受信するステップと、前記ローカルIPDCオペレータの中からローミングパートナーを有するローカルIPDCオペレータに対するローミング情報を取得するために前記放送サービス情報を解析するステップと、前記端末が加入したローカルIPDCオペレータを通じて前記放送サービスを受信できない場合、前記取得されたローミング情報から前記加入したローカルIPDCオペレータを前記ローミングパートナーとして有する特定のローカルIPDCオペレータを探すステップと、前記特定のローカルIPDCオペレータを探し出した時、前記特定のローカルIPDCオペレータのESGを用いて前記放送サービスにアクセスするステップとを具備することを特徴とするIPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法。
請求項7
前記放送サービス情報はESGブートストラップを含み、前記ESGブートストラップは、前記ローミング情報をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法。
請求項8
前記ESGブートストラップは、前記ローミング情報を提供するための別途のディスクリプタを含むことを特徴とする請求項7に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法。
請求項9
前記ローミング情報は、前記ローミングパートナーとして設定されるローカルIPDCオペレータのIPDCKMS(KeyManagementSystem)識別子とIPDCオペレータ識別子との内の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項6に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法。
請求項10
IPDC(InternetProtocolDataCasting)をサポートするモバイル放送システムにおける端末の移動性をサポートするサーバ装置であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ElectronicServiceGuide:以下、ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータをリスト化し、前記ローカルIPDCオペレータのうちローミングパートナーを有するローカルIPDCオペレータに対するローミング情報を生成する制御部と、前記制御部によって生成された前記ローミング情報を含む放送サービス情報を放送ネットワークを通じて伝送する送信部とを有することを特徴とするIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末の移動性をサポートするサーバ装置。
請求項11
前記ローミングパートナーを有するローカルIPDCオペレータは、前記ローミングパートナーとして設定されるローカルIPDCオペレータに加入した端末にも前記放送サービスを提供することを特徴とする請求項10に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末の移動性をサポートするサーバ装置。
請求項12
前記放送サービス情報はESGブートストラップを含み、前記ESGブートストラップは、前記ローミング情報をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末の移動性をサポートするサーバ装置。
請求項13
前記ESGブートストラップは、前記ローミング情報を提供するための別途のディスクリプタをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末の移動性をサポートするサーバ装置。
請求項14
前記ローミング情報は、前記ローミングパートナーとして設定されるローカルIPDCオペレータのIPDCKMS(KeyManagementSystem)識別子とIPDCオペレータ識別子との内の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項10に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末の移動性をサポートするサーバ装置。
請求項15
IPDC(InternetProtocolDataCasting)をサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ElectronicServiceGuide:以下、ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータに関する情報を含む放送サービス情報を放送ネットワークを通じて受信する受信部と、前記ローカルIPDCオペレータの中からローミングパートナーを有するローカルIPDCオペレータに対するローミング情報を取得するために前記放送サービス情報を解析し、前記端末が加入したローカルIPDCオペレータを通じて前記放送サービスを受信できない場合、前記取得されたローミング情報から前記加入したローカルIPDCオペレータを前記ローミングパートナーとして有する特定のローカルIPDCオペレータを探し、前記特定のローカルIPDCオペレータを探し出した時、前記特定のローカルIPDCオペレータのESGを用いて前記放送サービスにアクセスする制御部とを具備することを特徴とするIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置。
請求項16
前記放送サービス情報はESGブートストラップを含み、前記ESGブートストラップは前記ローミング情報をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置。
請求項17
前記ESGブートストラップは、前記ローミング情報を提供するための別途のディスクリプタを含む請求項16に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置。
請求項18
前記ローミング情報は、前記ローミングパートナーとして設定されるローカルIPDCオペレータのIPDCKMS(KeyManagementSystem)識別子とIPDCオペレータ識別子との内の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項15に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置。
請求項19
IPDC(InternetProtocolDataCasting)をサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ElectronicServiceGuide:以下、ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータの中で特定のローカルIPDCオペレータに関する情報の伝送を要求する少なくとも一つのキー値を含むクエリ(query)メッセージを生成するステップと、前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報の伝送を要求する前記少なくとも一つのキー値を含むクエリメッセージを双方向チャンネルを介してサーバに伝送するステップと、前記クエリメッセージに応答して前記サーバから前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報を含む応答メッセージを受信するステップとを具備することを特徴とするIPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法。
請求項20
前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報は、該当ローカルIPDCオペレータに対するESGブートストラップをさらに含むことを特徴とする請求項19に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法。
請求項21
前記ESGブートストラップは、前記特定のローカルIPDCオペレータに対する別途のディスクリプタをさらに含むことを特徴する請求項20に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法。
請求項22
前記クエリメッセージ中の前記少なくとも一つのキー値は、前記特定のローカルIPDCオペレータのIPDCKMS(KeyManagementSystem)識別子、IPDCオペレータ識別子、及びIPフラットフォーム識別子の内の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項19に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法。
請求項23
前記サーバが前記ローカルIPDCオペレータの中でローミングパートナーを有するローカルIPDCオペレータに対するローミング情報を管理し、前記クエリメッセージが前記ローミングパートナーとして前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報を要求するメッセージである場合、前記応答メッセージは、前記特定のローカルIPDCオペレータに関連した特定のIPプラットフォームとESGのうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項19に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法。
請求項24
IPDC(InternetProtocolDataCasting)をサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末に移動性をサポートする方法であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ElectronicServiceGuide:以下、ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータのうち、特定のローカルIPDCオペレータに関する情報の伝送を要求する少なくとも一つのキー値を含む端末のクエリメッセージを双方向チャンネルを介して受信するステップと、前記端末から受信された前記クエリメッセージに応答して前記少なくとも一つのキー値に基づいて前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報を含む応答メッセージを生成して伝送するステップとを具備することを特徴とするIPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末に移動性をサポートする方法。
請求項25
前記応答メッセージに含まれた前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報は、前記該当ローカルIPDCオペレータに対するESGブートストラップをさらに含むことを特徴とする請求項24に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末に移動性をサポートする方法。
請求項26
前記ESGブートストラップは、前記特定のローカルIPDCオペレータに対する別途のディスクリプタをさらに含むことを特徴する請求項25に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末に移動性をサポートする方法。
請求項27
前記クエリメッセージ中の前記少なくとも一つのキー値は、前記特定のローカルIPDCオペレータのIPDCKMS(KeyManagementSystem)識別子、IPDCオペレータ識別子、及びIPフラットフォーム識別子の内の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項24に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末に移動性をサポートする方法。
請求項28
所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータをリスト化するステップと、前記ローカルIPDCオペレータの中からローミングパートナーを有するローカルIPDCオペレータに対するローミング情報を生成するステップとをさらに具備し、前記クエリメッセージが前記ローミングパートナーとして前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報を要求するメッセージである場合、前記応答メッセージは、前記特定のローカルIPDCオペレータに関連した特定のIPプラットフォームとESGの内の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項24に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末に移動性をサポートする方法。
請求項29
IPDC(InternetProtocolDataCasting)をサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ElectronicServiceGuide:以下、ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータのうち、特定のローカルIPDCオペレータに関する情報の伝送を要求する少なくとも一つのキー値を含むクエリメッセージを生成する制御部と、前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報の伝送を要求する前記少なくとも一つのキー値を含む前記クエリメッセージを双方向チャンネルを介してサーバに伝送する送信部と、前記クエリメッセージに応答して前記サーバから前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報を含む応答メッセージを受信する受信部とを有することを特徴とするIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置。
請求項30
前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報は、該当ローカルIPDCオペレータに対するESGブートストラップをさらに含むことを特徴とする請求項29に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置。
請求項31
前記ESGブートストラップは、前記特定のローカルIPDCオペレータに対する別途のディスクリプタをさらに含むことを特徴する請求項30に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置。
請求項32
前記クエリメッセージ中の前記少なくとも一つのキー値は、前記特定のローカルIPDCオペレータのIPDCKMS(KeyManagementSystem)識別子、IPDCオペレータ識別子、及びIPフラットフォーム識別子の内の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項29に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置。
請求項33
前記要求メッセージが前記ローミングパートナーとして前記特定のローカルIPDCオペレータの情報を要求するメッセージである場合、前記制御部は、前記ローカルIPDCオペレータの中でローミングパートナーを有するローカルIPDCオペレータに対するローミング情報をさらに管理し、前記応答メッセージは、前記特定のローカルIPDCオペレータに関連した特定のIPプラットフォームとESGのうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項29に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置。
請求項34
IPDC(InternetProtocolDataCasting)をサポートするモバイル放送システムにおける端末に移動性をサポートするサーバ装置であって、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ElectronicServiceGuide:以下、ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータのうち特定のローカルIPDCオペレータに関する情報の伝送を要求する少なくとも一つのキー値を含む端末のクエリメッセージを双方向チャンネルを介して受信する受信部と、前記クエリメッセージに応答メッセージを伝送する送信部と、前記端末から受信された前記クエリメッセージに応答して前記少なくとも一つのキー値に基づいて前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報を含む応答メッセージを生成する制御部とを有することを特徴とするIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末に移動性をサポートするサーバ装置。
請求項35
前記応答メッセージに含まれた前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報は、前記該当ローカルIPDCオペレータに対するESGブートストラップをさらに含むことを特徴とする請求項34に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末に移動性をサポートするサーバ装置。
請求項36
前記ESGブートストラップは、前記特定のローカルIPDCオペレータに対する別途のディスクリプタをさらに含むことを特徴する請求項35に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末に移動性をサポートするサーバ装置。
請求項37
前記クエリメッセージ中の前記少なくとも一つのキー値は、前記特定のローカルIPDCオペレータのIPDCKMS(KeyManagementSystem)識別子、IPDCオペレータ識別子、及びIPフラットフォーム識別子の内の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項34に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末に移動性をサポートするサーバ装置。
請求項38
前記制御部は、所定のIPプラットフォームと電子サービスガイド(ESG)で端末に放送サービスを提供するローカルIPDCオペレータをリスト化し、前記ローカルIPDCオペレータの中でローミングパートナーを有するローカルIPDCオペレータに対するローミング情報を生成するように構成され、前記クエリメッセージが前記ローミングパートナーとして前記特定のローカルIPDCオペレータに関する情報を要求するメッセージである場合、前記応答メッセージは、前記特定のローカルIPDCオペレータに関連した特定のIPプラットフォームとESGのうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項34に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末に移動性をサポートするサーバ装置。
請求項39
IPDC(InternetProtocolDataCasting)をサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末の移動性をサポートする方法であって、放送サービスの利用と関連してローミングサービスの提供に従って分類されるアクセスタイプの電子サービスガイド(ElectronicServiceGuide:以下、ESG)のタイプ情報を含む放送サービス情報を生成するステップと、前記ESGのタイプ情報を含む放送サービス情報を伝送するステップとを具備することを特徴とするIPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末の移動性をサポートする方法。
請求項40
前記ESGのタイプ情報は、該当ESGが前記ローミングサービスを利用するローミングユーザーに対するものであるか、前記ローミングサービスを利用しないローカルユーザーに対するものであるかを示すことを特徴とする請求項39に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末の移動性をサポートする方法。
請求項41
前記放送サービス情報はESGブートストラップを含み、前記ESGのタイプ情報は前記ESGブートストラップに含まれることを特徴とする請求項39に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末の移動性をサポートする方法。
請求項42
前記ESGブートストラップは、前記ESGのタイプ情報に対する別途のディスクリプタをさらに含むことを特徴する請求項41に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムのサーバによって端末の移動性をサポートする方法。
請求項43
IPDC(InternetProtocolDataCasting)をサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法であって、放送サービスに関連してローミングサービスの提供に従って分類されるアクセスタイプの電子サービスガイド(ElectronicServiceGuide:以下、ESG)のタイプ情報を含む放送サービス情報をサーバから受信するステップと、前記ESGのタイプ情報に基づいて所望されるESGを選択するステップとを具備することを特徴とするIPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法。
請求項44
前記ESGのタイプ情報は、該当ESGが前記ローミングサービスを利用するローミングユーザーに対するものであるか、前記ローミングサービスを利用しないローカルユーザーに対するものであるかを示すことを特徴とする請求項43に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法。
請求項45
前記放送サービス情報はESGブートストラップを含み、前記ESGのタイプ情報は前記ESGブートストラップに含まれ、前記所望されるESGを選択するステップは、前記放送サービス情報に含まれた複数のESGの解析を行うことなしに前記所望されるESGを選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項43に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法。
請求項46
前記ESGブートストラップは、前記ESGのタイプ情報に対する別途のディスクリプタをさらに含むことを特徴する請求項45に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムの端末によって移動性をサポートする方法。
請求項47
IPDC(InternetProtocolDataCasting)をサポートするモバイル放送システムにおける端末の移動性をサポートするサーバ装置であって、放送サービスの利用に関連してローミングサービスの提供に従って分類されるアクセスタイプの電子サービスガイド(ElectronicServiceGuide:以下、ESG)のタイプ情報を含む放送サービス情報を生成する制御部と、前記ESGのタイプ情報を含む放送サービス情報を伝送する送信部とを有することを特徴とするIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末の移動性をサポートするサーバ装置。
請求項48
前記ESGのタイプ情報は、該当ESGが前記ローミングサービスを利用するローミングユーザーに対するものであるか、前記ローミングサービスを利用しないローカルユーザーに対するものであるかを示すことを特徴とする請求項47に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末の移動性をサポートするサーバ装置。
請求項49
前記放送サービス情報はESGブートストラップを含み、前記ESGのタイプ情報は前記ESGブートストラップに含まれることを特徴とする請求項47に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末の移動性をサポートするサーバ装置。
請求項50
前記ESGブートストラップは、前記ESGのタイプ情報に対する別途のディスクリプタをさらに含むことを特徴する請求項49に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける端末の移動性をサポートするサーバ装置。
請求項51
IPDC(InternetProtocolDataCasting)をサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置であって、放送サービスの利用に関連してローミングサービスの提供に従って分類されるアクセスタイプの電子サービスガイド(ElectronicServiceGuide:以下、ESG)のタイプ情報を含む放送サービス情報をサーバから受信する受信部と、前記ESGのタイプ情報に基づいて所望されるESGを選択する制御部とを有することを特徴とするIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置。
請求項52
前記ESGのタイプ情報は、該当ESGが前記ローミングサービスを利用するローミングユーザーに対するものであるか、前記ローミングサービスを利用しないローカルユーザーに対するものであるかを示すことを特徴とする請求項51に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置。
請求項53
前記放送サービス情報はESGブートストラップを含み、前記ESGのタイプ情報は前記ESGブートストラップに含まれ、前記制御部は、前記放送サービス情報に含まれた複数のESGの解析を行うことなしに前記所望されるESGを選択することを特徴とする請求項51に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置。
請求項54
前記ESGブートストラップは、前記ESGのタイプ情報に対する別途のディスクリプタをさらに含むことを特徴する請求項53に記載のIPDCをサポートするモバイル放送システムにおける移動性をサポートする端末装置。
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